このページの本文へ

柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第51回

ITマニアが恋人や家族をプレゼントで喜ばせる技

2011年02月08日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 今ではほとんどの人が何らかの音楽プレーヤーを持っているので、例えば「iPod shuffle」を贈られたからといって、貰った全員が喜ぶわけではない。そこで多少値は張るが、「iPod touch」をプレゼントしてはどうだろう。その後にiPhoneへとステップアップする可能性が高いし、おすすめアプリを教えるなどまめにサポートしてあげれば、親密度がアップするかもしれない。

iPod touchは、8GBモデルが2万900円から、iPadは16GBモデルが4万8800円から

 豪華にいくなら「iPad」をプレゼントする手もある。16GBモデルで4万8800円と安くはないが、話題のデジタルギアだけに食いつきもいいはず。もちろん、使いこなすまでのフォローも必要だ。もしiPadを贈るなら、「Apple Online Store」で購入するのがお薦め。Apple Online Store限定で、背面に任意のメッセージをレーザー刻印するサービスが用意されているからだ。その人が他人に見せても恥ずかしくない程度のメッセージを刻印すれば、手作り感が出てさらにいい感じになる。メッセージ刻印入りなら、iPadを売られたり他人に横流しプレゼントされにくい、という裏の効果もある。

 それほど親しくない知人へのプレゼントなら、iTunesカードを贈る手もある。1500円から1万円まで予算に応じて手軽に選べるのがポイント。しかも喜んでもらえることは間違いない。

 ちなみに、筆者はどうせ音楽を聴くなら高音質がいいので、iPodやiPhoneに付属するイヤホンは買い換えるべきだと思っている。そこで、標準のイヤホンを使っている人に、1万円オーバーのインイヤーイヤホンを何度かプレゼントしたことがある。その場は、あまりの高音質に驚いてくれるのだが、耳にしっくりはまらないと使い続けてもらえないことが判明。女性にイヤホンを贈るのは難しい……。

 そのほかに最近の女子が注目しているのは、デジタル一眼レフカメラやミラーレスデジタル一眼レフカメラだ。クリエイティブなイメージに惹かれるらしい。そこらのアクセサリーよりも高くつくかもしれないが、普段から「欲しい欲しい」と言っている人なら喜んでもらえるだろう。その際には、アドバイスを装って何を欲しがっているのかを、事前にチェックしたほうがいいだろう。

 また面白いのが、「一眼レフが欲しい」と言っても外見はかわいい方がいいらしく、パンケーキレンズに異常な食いつきを示す女性が多いことだ。「使いにくいよ」と言っても聞かない。そんな人へのベストチョイスは、標準レンズセットとパンケーキレンズをプレゼントすることかもしれない。

手ごろな価格で感涙必至
手持ちの写真でフォトブックを贈る

 「プレゼントに何万円も払えないよ!」というなら、数千円でそれ以上の感動を与えられる「フォトブック」がお薦めだ。手持ちの写真を使って、オリジナルの写真集を贈ってあげよう。

 写真をアップロードすると、オリジナルの写真集を作ってくれるサービスはたくさんある。どれを使ってもいいが、今回は「iPhotoプリントサービス」を紹介しよう。利用にはMacと家庭向け統合ソフト「iLife '11」が必要だが、アップルらしく仕上がりのセンスがいいし、何より納品日が早いのがうれしいところ。それでいて料金が手頃なのだ。

 iLifeに含まれる「iPhoto '11」で写真集に載せたい写真を選択し、新しい「ブック」を作成すると、ブックのフォーマットを選ぶ画面が開く。見た目や予算から決めよう。基本は10枚20ページで、ハードカバーの「大」が3675円、「特大」が5300円。ソフトカバーは大/中/小があり、「小」なら525円からとなっている。追加は1ページにつき32~150円で、最大で100ページまで。

写真を選択したら、「ファイル」→「新規」→「ブック」をクリックし、フォーマットを選択する

すると、写真が自動的にレイアウトされる

フォーマットのテキストを変更する

境界線やエフェクトを変えたり、プリントする部分を拡大して調整できる

できたら「スライドショー」をクリックして、仕上がりをチェック

支払いはクレジットカード。出荷予定日は3~4営業日となっている

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン