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EPUB日本語拡張仕様策定により、WebKitの縦書き表示進展

2011年01月20日 22時30分更新

文● ASCII.jp編集部

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 イースト一般社団法人日本電子出版協会(JEPA)アンテナハウスは、総務省より受諾した「新ICT利活用サービス創出支援事業」(平成22年度/電子出版の環境整備)の「EPUB日本語拡張仕様策定」によって、Safari、ChromeなどのWebKit系ブラウザー、iBooksなどの電子書籍ビューワー、Android OSで、日本語組版の実装が進んでいることを発表した。

 EPUBは電子出版物の事実上の世界標準フォーマットで、最新版のEPUB 3.0において縦書き/ルビ/縦中横/禁則などの日本語組版仕様の策定が進められている。WebKitは、AppleのSafari、iBooks、Google ChromeやAndroid OSなどで採用されているオープンソースHTML描画エンジンで、年内に日本語組版がこれらに実装される見通しとなった。

 「Webkit、Chrome 日本語縦書き表示」にて、CSS3による日本語組版実装の検証を目的にサンプルデータが配布されており、WebKit開発版(WebKit Nightly Builds)や、Google Chrome開発版にあたるChromiumなどを利用することで、実際に縦書き/ルビ/圏点/縦中横などを実現した状態で閲覧できる。

縦書き/ルビ/圏点/縦中横などを実現したサンプル。CSS3の縦書きをサポートするブラウザーに最適化する形でスタイルシートが作成されており、縦書き/ルビ/圏点など日本語組版にかかわるプロパティが指定されている

 また一連の作業は、上記3組織に加えて、村田 真氏を中心とする有志エンジニアによる「世界のブラウザーや電子書籍に縦書き、ルビを」という活動、Appleの積極的な対応が大きいことが公表されている。


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