iOSのソフトウェアキーボードは慣れると軽快に入力できるが、「どうしてもタイプミスしてしまう」「クリック感がないのはどうも苦手」というユーザーも少なくないはず。一方、iOS 4でBluetoothキーボードがサポートされたとはいえ、大きすぎてはせっかくのiPhoneの機動性が損なわれてしまう。
本稿で紹介する「無線式ミニキーボード内蔵iPhone革ケース」(WLSPH4GR)は、数々の独創的(?)なUSBグッズでお馴染み、サンコーレアモノショップが取り扱う製品。iPhone 4がピッタリ収納できる革製ケースに、iPhone本体とほぼ同サイズのBluetoothキーボードを同梱したもので、キーボード単体ではないところがミソ。同店オンラインショップでの直販価格は5980円と、値ごろ感もポイントだ。
無線式ミニキーボード内蔵iPhone革ケース(WLSPH4GR)の主な仕様 | |
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直販価格 | 5980円 |
キーボード | 49キー |
インターフェース | Bluetooth 2.0 |
サイズ | キーボード:115×60×10mm、革ケース:120×71×36mm |
重量 | キーボード:43g、革ケース:40g |
対応OS | Google Android/Windows Mobile/Nokia Symbian S60 OS/iOS 4.x(iOS 3.xは非対応)、Windows、Mac OS X、Linux |
対応デバイス | iPad/iPhone(3Gは非対応)/iPod touch、Handhelds with Android、Windows Mobile 6.0以降、HTPC with built- in Bluetooth、PC、Mac、PlayStation 3 |
連続待ち受け時間 | 最大約400時間 |
連続使用時間 | 最大約50時間 |
充電時間 | 約3~4時間 |
電源 | USBケーブルで充電 |
セットアップはサクッと終了
セットアップは簡単。製品にはドライバCD-ROMも同梱されているが、iPhone 4には必要ない。[設定]→[一般]→[Bluetooth]の順に画面を開いてペアリングの作業を行なえば、iPhone 4の外付けキーボードとして機能する。
付属のキーボードは、USB経由で充電する仕組み。充電は3~4時間で完了し、キーボード右上の赤色LEDが消灯することが満充電の目印だ。連続待受時間は約400時間、連続使用時間は約50時間と長く使えるうえに、バッテリー残量が少なくなると赤色LEDが点滅して知らせる仕掛けも用意されている。
なお、HIDプロファイルを使用するBluetoothキーボードゆえに、対応機器は幅広い。同プロファイルに非対応のiPhone 3Gでこそ利用できないが、iPadやiPhone 3GS、AndroidやWindows MobileといったBluetooth対応モバイル機器はもちろん、WindowsやMac、さらにはPlayStation 3でも利用できる。iPhone 4以外にも使い回せる、という点はひとつのメリットになるだろう。
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