12月2日、日立製作所は、データセンター/コンテンツ配信事業者向けのエントリーブレードサーバー「HA8000-bd/BD10」において、高速なデータアクセスを可能とするSSDの対応や、マイクロソフトのWindows Server 2008を追加するなどの強化を行なった。
BD10の記憶媒体に、SSDを採用することでSATA HDD搭載時と比べ、データアクセスの性能を約2.5倍に向上。これにより、コンテンツ配信事業者は、高精細な画像や動画など大容量データの配信を高速化できるという。
あわせてサポートOSにWindows Server 2008と同R2を追加することで、Webサーバーなどで利用されるWindowsベースのシステム環境の構築が可能となる。
これらにより、高いデータアクセス性能が求められる大容量コンテンツの配信基盤やWindows環境で構築されるホスティング基盤を省スペース、かつ省電力に構築でき、システム全体のTCOが削減できるという。
価格(税抜)は、SSD搭載モデルが30万5000円から、Windows Server 2008プリインストールモデルは25万8000円から。