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目標は東京ドーム!? Kalafinaがライブの魅力を語る

2010年11月19日 22時00分更新

文● 伊藤 真広

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 劇場版アニメ「空の境界」がきっかけで結成されたKalafina。そんな彼女たちが、5月15日のなんばHatchを皮切りに、国内4会場と海外1会場の合計5会場を舞台としたツアーから、6月12日にJCBホールで行なったライブまでの模様を収録したKalafina初のライブBD&DVD「Kajiura Produce 3rd Anniversary LIVE TOUR ~Kalafina LIVE 2010 “Red Moon” at JCB HALL~」が12月1日に発売を迎える。
 発売を間近に控えた3人に、ライブの思い出と共に、発売されるBD&DVDの魅力について語っていただいた。

左より、Hikaru、Keiko、Wakanaの3人

――ライブ映像を収録した初のパッケージが、もうじき発売を迎えますが、BD&DVDでの発売が決まったときの感想をお聞かせください。

Wakana:今まで、ライブの映像は大半が記録用として収録でしたので、こうやって、改めてファンの皆さまにも見て頂くことができるというのがすごく嬉しいです。今から、見てくださった皆さんの反応が楽しみです。
Keiko:これまでCDの特典としてライブ映像が付くことはありましたが、ライブBD&DVDとしてフルでリリースさせて頂くのは初めてだったので、とうとう来たかー!って、大興奮でした。
 今回のツアーは、Kalafinaとして、これまでで一番多くの会場を回ったツアーでした。その最終公演の模様を収録しているので、いろいろな会場を経て創り上げたツアー“Red Moon”という作品を皆さんにお届けできるのが、私たち自身も嬉しかったですし、ファンの皆様にも楽しんでいただける作品になっていると思います。
Hikaru:Kalafinaはこれまで、ライブ映像を少しずつしかお見せできていませんでしたが、ライブまるごと最初から最後までの流れや雰囲気を見ていただけることで、Kalafinaのライブに来た感覚になれると思います。そして、また次のライブにも行きたいと思っていただければいいなと思います。

――今回のツアーは、Kalafinaとしては初のアルバムタイトルを冠としたツアーでしたが、これまでのライブと違った点やツアーを行なって印象に残っていることがあれば、教えてください。

Wakana:回る会場数が今までで一番多かったので、その分、たくさんライブができるというのが楽しかったですね。3人で練習する時間も長かったですけど、お客様にお会いできる時間もすごく長かったので、楽しかったし嬉しかったなと。今振り返っても思います。
Keiko:初披露曲が多く、固めるべき内容がとても多いツアーだったので、これまでになく早い段階から練習やリハーサルといった準備をしていました。プレッシャーもすごかったです。だけど、一番初めに生で曲を聞いてもらえるツアーだったので、アルバム以上の表現をお見せしたいなと思って臨みました。
Hikaru:アルバムでの新曲が9曲あり、その曲を生で3人で合わせるというのが今回のツアーが初めてだったので、新鮮だけど不思議な感じでした。
Keiko:今回の「Red Moon」の収録曲は、Kalafinaにしては激しい曲も多かったので、初めて聞いたお客様は「どんなノリ方をしたらいいんだろう、どんな聴き方をしたらいいんだろう」という思いがあったと思います。そんなお客さまたちを引っ張っていきつつ、お客さま自身も各々がライブを作り上げていってくれたのかなと思います。そういう意味では、今回のライブは私たちだけでなく、お客さまも含めたみんなで作ったライブだったと思います。

――まだまだ渋谷C.C.Lemonホールや台北でのライブを控えていますが、今年1年を振り返って、印象に残っていることを教えてください。

Wakana:ライブの年でした。海外に行く機会もすごく増えて、いろいろな方との出会いもありました。ライブをさせていただく楽しさというのはどこでやっても変わらないので、もっといろいろな場所でライブをして、多くの皆さんに会いたいなと思いました。
 また、ライブを心の底から楽しいなと思えるようになった1年でした。
Keiko:今年は、東名阪を回るツアーから始まり、アジアツアー、アルバムを冠としたツアーと、前に進んだ感のある一年でした。ライブを行なうたびに会場が大きくなっていったことは、皆さんに感謝し続けていかなければいけないことだなと思っています。
 あと、夏からbayfmさんでラジオのパーソナリティーをやらせてもらったり、新しいことも始まりつつ、それが今までやってきたお仕事とも繋がっていて、ひとつひとつの仕事は点かもしれませんが、それらが線になっているんだな、続けていくことはすごく大事なんだと実感しました。
 自分たちの音楽を聞いてくださっている方々の反応を見ることができる機会が、増えてきていることは歌い手としてすごく嬉しいので、今後も増やしていきたいなと思いました。
Hikaru:ワンマンライブのほかにも様々なイベントに出させていただいたりと、毎月歌っていた1年だなと思いました。イベントでは、ほかのアーティストのファンの方も大勢いらっしゃるので、そういった自分たちの歌を聞きに来ている人ばかりではないという環境で歌うことがすごく新鮮でした。自分たちの見せ方などを勉強でき、ライブを見直すきっかけにもなりました。

――来年、挑戦したいことや抱負がありましたら、教えてください。

Wakana:3人に共通していることは、北から南までの全国ツアーですね。あと、ライブを行なうごとに発見も多くあり、Kalafinaとしてもっと成長していかねばと思っています。個人的には、先日の「ANIMAX MUSIX FALL 2010」に出演させていただいた時に花道を歩くのが楽しかったので、広い会場でやりたいなと思いました。
Keiko:私はポップアップをやりたいですね。あれで飛んで登場したいです。トーンってマイケル・ジャクソンみたいに(笑) 。Kalafinaとしては、会場の大きさはおいておいて、生の歌声を全国の皆さんにお届けしたいですね。私自身が、CDで聞いているものをライブで聞くともっと好きになるので、生でKalafinaを伝えていかなきゃって思っています。個人的には東京マラソンに出てみたいです(笑)。
Hikaru:目標は、そうですね……これまで以上に大きな会場でライブをやりたいです!  そして、ライブに来てくれた人が、2度、3度と来てもらえるようにしたいですね。
 個人的には、これまで辛いものは喉に悪いからやめていたんですが、少し辛いものでもものすごく辛く感じるようになってしまったので、また辛いものを食べられるようになろうと思います(笑)。

――大きい会場でとのことですが、渋谷C.C.Lemonホールの次というとかなり大きな会場になると思いますが、具体的に思い描いている会場があったりしますか?

Keiko:国際フォーラム、NHKホール、武道館でやりたいです。
Wakana:東京ドームは?
Keiko:えっ、強気~。けどそういう気持ちでいかないと。
Hikaru:私は、横浜アリーナでのイベントに出演させていただいて、気持ち良くて、いつかはここでやりたいという目標ができました。

――最後にファンの方へのメッセージをお願いいたします。

Wakana:まず、ライブ映像をご覧頂いて、気にいった方は是非、12月10日と11日に行なわれるライブにお越し頂き、生のKalafinaを楽しんで下さい。
Keiko:今のKalafinaの音楽など、すべてが詰まった1枚になっています。今まで、いろいろなメッセージやアンケートでDVD化してという声が多かったので、それに応えることができて本当に嬉しく思います。ぜひ、お家でゆっくりと楽しんでください。
Hikaru:今回、ライブ映像を発売できて本当に嬉しく思います。こうしてパッケージ化できるのも皆さんの応援があるからこそ。改めて皆さんに御礼申し上げます。あと、個人的には、お部屋を真っ暗にして、自分もライブに行った気持ちで見ていただけると、ライブにのめり込んでいただけると思います。

━━ありがとうございました。

KalafinaからASCII.jp読者のみんなにメッセージを頂いたぞ! ぜひ見てほしい。

「Kajiura Produce 3rd Anniversary LIVE TOUR ~Kalafina LIVE 2010 “Red Moon” at JCB HALL~」 

12月1日発売予定
Blu-ray版:6615円
DVD版:5565円

追加公演チケットインフォメーション

 明日11月20日10時より「Kalafina LIVE 2010 “輝く空の静寂には”」の追加公演チケットが発売される。公演日程は、12月10日(金)18時開場、18時半開演、価格は全席指定6300円。詳しくは、Kalafinaのオフィシャルウェブサイトをご覧いただきたい。

チケット販売
キョードー東京 0570-064-708(オペレータ受付時間 10:00~18:00)
チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード:120-350)
ローソンチケット 0570-084-003 (Lコード:79432)
イープラス http://eplus.jp パソコン・ケータイ

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