15日から東京ビッグサイトにて「東京おもちゃショー」が始まった。15~16日は業者向けの商談見本市、17~18日は一般公開(入場無料)も行なわれる日本最大の玩具見本市だ。大手メーカーはTVアニメや特撮などキャラクター商品の主力を展示、一方中小メーカーではアイデア溢れる製品がいくつも展示されている。トイマニアならばチェックしておいても損はないだろう。アニメ・特撮など最新玩具(キャラもの)はさておき、ここでは会場で見つけた気になる製品を紹介しよう。
バンダイ
バンダイといえば“ガンプラ”。凄いと噂されていた「RX-78-2 GUNDAM」だが、1/144という小スケールにもかかわらずものすごく凝ったギミックが盛り込まれいてる。
タカラトミー
タカラトミーがもっともプッシュするのは最新製品の「ギガテンバギー」。電池パック(右下、単3×4本収納)からバギー内部の電池に充電(30分の充電で約10分走行可能)というラジコンだが、本体が軽く高出力なためどんな坂でもぐんぐん上り、盛大にジャンプするなどアクションが楽しめる。
テンヨー
電子玩具的なものではちょっと感心したのがテンヨーの「ツィート ファンタジー iXP3」。インテリアなどでときおり見た人も多いはずの“動くアームに付いたLEDの残像によって時刻が見えるアレ”なのだが、大幅に機能アップ。有線LANに直接繋いで登録したツィートの文字列が流れてゆく(日本語対応)。今年8~10月頃に発売。
同じくテンヨーの「ストロボアニメーション」。紙の円盤に絵を描き(サンプルやテンプレートも用意される)、コマ状の台座に載せて指で回転。ストロボライトで照らし、ダイヤルをゆっくりまわして照射タイミングを変えてゆくと、照射間隔と回転速度が一定になったときに絵が動き出す!
ハピネット
電子玩具としてちょっと新しいと感じたのはハピネットの「ケイドレーダー」だ。電波強度で相手との距離(5段階)が分かるようになっていて、つまりでこれを互いに装着してかくれんぼとか鬼ごっこをしようというもの。アイデアしだいでは相当ハードなゲームができそうだ。
マスプロ電工
マスプロ電工の新製品「BS・110°CSアンテナセットBSC45RMC-SET MICKEY MOUSE」。説明不要のインパクトある外観だが、立体形状を見るとアンテナの受信部が鼻の位置にあり、逆にこのキャラくらい鼻が飛び出していないと成立しなかった製品ともいえる。
