画質&音質に注力したスタンダードノート
dynabook TX/TV/EX
15~16型級の大型スタンダードノート「dynabook TX」「dynabook TV」「dynabook EX」は、ほぼすべての機種で超解像技術「レゾリューションプラス」によりDVD映像を高画質化するDVD再生ソフト「TOSHIBA DVD PLAYER」を搭載。DVDを再生する際にCPU内蔵のGPUを使い、高解像度化やデジタルシャープネス、記憶色補正を行なって高画質化を実現する。
ラインナップは、dynabook EXは搭載CPUが異なる3機種、dynabook TXとdynabook TVはそれぞれ1機種の計5機種となっている。また、dynabook EX「EX/46M」以外の全機種が新筐体になり、キーボードがタイルタイプに変更されている。高音部の復元などによる高音質化とヘッドホン用擬似サラウンド機能を持つ「ドルビーアドバンスドオーディオ」にも新たに対応(EX/46M除く)。従来からの特徴であるharman/kardonスピーカーと合わせて、優れたオーディオ再生機能を誇る。
dynabook TX/TV/EXの主な仕様 | |||||
---|---|---|---|---|---|
シリーズ名 | dynabook TX | dynabook TV | dynabook EX | ||
モデル名 | TX/77M | TV/74M | EX/66M | EX/56M | EX/46M |
CPU | Core i5-450M | Pentium P6000 | Core i5-450M | Core i3-350M | Celeron 900 |
CPUクロック | 1.86GHz | 2.40GHz | 2.40GHz | 2.26GHz | 2.20GHz |
メモリー | 4GB | 2GB | |||
ストレージ | HDD 500GB | ||||
ディスプレー | 16型ワイド 1366×768 | 15.6型ワイド 1366×768 | |||
BD/DVD | BD | DVD | BD | DVD | |
TV | - | 地デジ1波 | - | ||
Office | Home and Business 2010 | Personal 2010 | Home and Business 2010 |
写真左がdynabook TX、右がdynabook TV。両者とも共通の筐体となっており、パームレスト部はマット加工を施してある。カラーバリエーションはベルベッディホワイト/ベルベッティブラックの2色
上位シリーズとなるdynabook TXはCPUがCore i5-450Mに、テレビチューナー内蔵モデルのdynabook TVはCPUがPentium P6000にと、それぞれ強化されている。OSは32bit/64bit OSのいずれかを選択できるセレクタブル方式で、Windows 7 Home Premiumを搭載している。またTXはOffice Home and Buisiness 2010を、TVはOffice Personal 2010が付属する。
dynabook EXは一部モデルにCore i5-450Mと記録型BDドライブを搭載し、基本性能強化を図っている。OSはEX/66MとEX/56Mがセレクタブル方式のWindows 7 Home Premiumを、EX/46MのみWindows 7 Home Premium 32bit版を搭載する。また、全機種にOffice Home and Buisiness 2010が付属する。
そのほかに各機種共通の特徴として、新たな独自のテレビ連携アプリケーションが搭載された点が挙げられる。「TOSHIBA Media Control Plug-in」では、パソコンの画面内容を家庭内LANにつながったDLNA対応テレビで表示できる。また「TOSHIBA Media Controller」では、パソコン内の動画と写真をLAN経由のテレビで視聴できる。なお、これらのアプリケーションを利用するには、DLNA対応テレビが必要である。
予想実売価格は、dynabook TXの「TX/77M」は17万円前後、dynabook TVの「TV/74M」は15万円前後、dynabook EXの「EX/66M」が16万円台半ば、「EX/56M」が14万円台半ば、「EX/46M」が12万円前後と想定されている。発売時期はいずれも、6月下旬の予定。
