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オプションの標準化で約半額に!IBM Informix V11.5

2010年05月26日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 5月25日、日本アイ・ビー・エムは中堅・中小企業向けのデータベース管理ソフト「IBM Informix V11.5」を発表した。Informixは2001年に買収したインフォミックス製のデータベース製品。

Informixのデータウェアハウス関連画面

 Informix V11.5では、従来から提供してきたオンライン処理向けのデータベース管理ソフト「Informix Dynamix Server」に、従来オプションとして提供されていた機能を標準搭載した。結果的に従来に比べて、約半額という大幅なプライスダウンになったという。追加されたのはデータウェアハウスの構築機能や重要データへの詳細なアクセス制御を行なえるラベルベースアクセス制御機能、高い可用性と負荷分散を実現する共有ディスククラスタ機能など。

 価格は、4ソケット16プロセッサーコアに対応する「IBM Informix Ultimate Edition V11.5」が、同社のソフトウェアライセンスのサーバ単位課金である100VU(Value-Unit)単位で、440万1000円。「IBM Informix Growth Edition V11.5」は、同じく100VU単位で143万7000円。また、本番環境でも無償で利用できるエディションも用意。WindowsとMacのみ対応する「IBM Informix Ultimate-C Edition」、1ソケットのみ対応で、並列処理のない「IBM Informix Innovator-C Edition」がそれぞれ無償となっている。

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