年に一度のお祭り騒ぎ!
去年の12月に茂原サーキットで開催された「茂原 de 痛車」(関連記事)。前回は告知から開催までの期間が短かったのと、年末の大きなイベントが控えていたためか、参加台数はあまり多くなかったが、今回は年明けすぐに5月9日の開催が決定され、告知も大々的に行なわれたので、前回と比べると参加台数は150%増だったという(合計102台)。
前回と同じく、走行会はグリップとドリフトにわかれ、それぞれ初級、中級、上級とクラス分けされて走行した。今回初めてサーキットを走る人から、ワンメイクレースに出場しているベテランまでが大きな事故もなく走行を楽しんだ。ドレスアップコンテストの車両も大幅に増えて、クオリティの高い痛車を足を止めて熱心に撮影する一般のお客さんも見られた。
また、前回、レストラン内で開催された「絶対あにめ領域」のDJプレイは、屋外にテントをかまえ、コスプレイヤーたちがオタ芸を打ちまくり、さながら野外レイブのようだった。
スポーツ走行がすべて終了したあとは、ドレコン参加車両によるパレードラン。日頃はサーキットを走ることのないクルマたちが、列になってゆっくりと茂原サーキットのレイアウトを楽しんだ。
サーキット主催のイベントだけあって、走行会の進行は手慣れたもので参加者たちの満足度も高く、皆「また次も参加したい」と言っていた。このイベントでサーキット走行に目覚めた人もいて、痛車とサーキットの組み合わせは今後増えていくことだろう。茂原サーキットの担当者によると「次回開催は来年を予定しています」とのこと。あまり数多く開催しても、他のイベントと重なってしまうので、年に1回のお祭りにしたほうが楽しいだろうという理由からだ。次回の参加を考えている人は、茂原サーキットのアナウンスを待とう。
それでは次のページからはサーキット走行やドレコンに参加したほぼすべての車両を紹介しよう!
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