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目指せ快適! MacBook Pro長期レビュー 第20回

新MacBook Proに「お引っ越し」 TimeMachineで簡単!

2010年04月27日 16時00分更新

文● 海上忍

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いざ、お引越し

 今回のリプレース作業には、旧テスト機で作成したTime Machineのバックアップデータを利用したわけだが、システム全体を引き継いだわけではない。転送したのは、特定ユーザーのホームフォルダー全体とインストール済のソフトなど、バックアップされたデータの一部だ。

 システム全体を復元しなかった理由は、メインのユーザーアカウントのみコピーしたかったため。旧テスト機には、いくつかのユーザーがあったが、この移行を機にあまり使っていなかったものは削除したかったのだ。しかし、システム全体のコピーを指示すると、不要なアカウントまでコピーされてしまう。

 加えて単一ユーザーを移すなら、作業が楽というのも理由だ。システム全体を復元する場合、まずはSnow LeopardのDVD-ROMから起動し、「ディスクユーティリティ」を使ってHDDをフォーマットしておかなければならない。

 一方、一部の復元であれば、買ってきてそのままマシンを起動すればOKだ。メインで使用する言語などいくつかの質問のあと、情報を転送するかどうかを聞かれるので、ここで「Time Machineバックアップから」を選べばいい。あとは1〜2時間待てば、Time Machine上にある最も新しいユーザーデータの転送が始まり、使い慣れた環境が復元される。移行後、iTunesやiPhoneのライブラリを確認してみたが、バッチリ復元できているようだ。

「Time Machineバックアップから」を選択すれば、旧マシンの設定を新マシンへ完璧に引き継げる

iTunesやiPhotoのライブラリが巨大な場合は転送に時間がかかるので注意

 ただし注意点がいくつかある。ひとつは、開発環境(Xcode Tools)がうまく復元されていないようで、移行先ではgccなどXcode Toolsに収録されたコマンドが使えなくなる。「アプリケーション」フォルダーにインストールされる一般的なソフトであれば、ほとんど問題ないはずだが、復元後は念のためひととおり動作を確認したほうがいいだろう。


筆者紹介──海上忍


 ITジャーナリスト・コラムニスト。アップル製品のほか、UNIX系OSやオープンソースソフトウェアを得意分野とする。現役のNEXTSTEP 3.3Jユーザにして大のデジタルガジェット好き。近著には「改訂版 Mac OS X ターミナルコマンド ポケットリファレンス」(技術評論社刊、Amazon.co.jpで見る)など。



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