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省電力で設置性が高い。そして横から見ても変色しない!?

サムスン、オフィス向け液晶ディスプレー6機種を一挙に発表

2010年03月31日 06時00分更新

文● 花茂未来/インサイトイメージ

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見る角度を変えても「変色しない」「鮮明」「ブレない」。そして「ECO」。サムスンはこれらのユーザーニーズに応える液晶ディスプレーを発表した。

 日本サムスン(株)は30日、法人向け液晶ディスプレー6機種を発表した。マルチディスプレー環境を考慮しているため、スリムなベゼルを採用し、電源ユニットを内蔵している。また、低消費電力の液晶パネルを採用し、消費電力を大幅に削減している。また、「Magic Eco」という機能を搭載し、液晶ディスプレーの消費電力を通常の50%/75%/100%の3種類の設定が可能だ。


6製品のラインアップ

「E1720NR」と「E1920NR」の外観

「E2020」と「E2220」と「E2320」の外観

「B2240W」の外観。液晶部分を90度回転できる

 さらに、今回の製品の特徴の中でも目立つのが「Magic Angle」という機能だ。液晶ディスプレーは見る角度により色見が変化してしまうのが弱点だが、同機能により、4段階のアングル設定ができる。好みの場所に液晶ディスプレーを置きつつ、斜めから見ても変色しないというわけだ。

 また、VESAフリーマウント 75×75mm規格にも準拠している。壁掛け器具やアームを別途用意すれば、液晶ディスプレーの設置場所の自由度はさらに高まる。

 映像入力端子については、E1720NRとE1920NRは「ミニD-sub 15ピン」のみ。それ以外の機種では「ミニD-sub 15ピン」とHDCP対応の「DVI-D端子」を搭載している。

製品のおもな仕様

 スペック面では、1000:1の高コントラスト比による鮮明な画像。そして、応答速度5msゆえ、動きの速い動画でもくっきりと映し出すことができるとしている。実勢価格は下記の通り。

  • E1720NR:約1万8100円
  • E1920NR:約1万9600円
  • E2020:約1万9600円
  • E2220:約2万2100円
  • E2320:約2万5300円
  • B2240W:約2万7300円

 今回発表された6製品の液晶ディスプレーは、4月中旬より販売が開始される。

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