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埋もれた宝を掘り当てる? テープ起こしポータルサイト登場

2010年02月12日 06時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 ノートPCやデジカメ、ケータイとともに、ビジネスシーンで活躍する小道具として、ボイスレコーダーを見かけるケースが増えてきた。最近は実売1万円以下でも1GB以上の大容量・長時間録音が可能で、音声ファイルもMP3やWMAなど汎用形式で記録できるものが多い(関連記事)。

 しかし、このボイスレコーダー。いざ使い始めると、「録音しても聞き直さない」「いつの間にか消してしまった」「テープ起こし(書き起こし)が面倒で、結局録っただけ」という方も多いのでは。

テープ起こしポータルサイトokoso

1月にオープンした、テープ起こしポータルサイト「okoso」

 自分で書き起こす時間はないがレポートにまとめて提出する必要がある、という場合にはテープ起こしを行なう業者があるので、頼んでみてはいかがだろう。また、自分で書き起こす場合でも、Windows Media Playerを使うのではなく、書き起こしに適したソフト(Mojo氏によるフリーウェア「Okoshiyasu2」など)を使うなど、ちょっとしたコツがある。

 そんなテープ起こしにまつわる情報を集めたポータルサイト「okoso」(オコソ)が1月14日にオープンした。テープ起こし業者の一覧(依頼も可能)から、自分で書き起こす場合の便利なソフト、録音時のメモ取りなどの効率化を図るノウハウまで、さまざまな情報がブログ形式で読みやすく掲載されている。

 このサイトの監修者は、NPO法人フラウネッツのテープ起こしオンライン講座講師も務める廿 里美(にじゅう さとみ)氏。テープ起こしという仕事のプロを目指す人に活躍の場を与えたり、テープ起こしによって会話の中に埋もれていた「きらっと光る発言」を掘り起こす、そんな役目を果たすサイトを目指しているという。


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