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ダブル長時間録画の先駆者! 「AQUOSブルーレイ」を試す

2010年01月20日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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 シャープの「AQUOSブルーレイ」は、もともと簡単操作を重視したものであったが、その分、他社のように高機能をどしどし盛り込むといった点では少々控えめで、「ひととおりのことはこなすけれども、目立った特徴が少ない」といった印象があった。ところが、昨年発表された最新モデルでは、他社が手を付けていなかった根本的な部分を大きく進化させて、大きな話題となった。

 そのひとつが「ダブル長時間録画」だ。先日発表されたばかりのパナソニック「ブルーレイDIGA」でもこの機能が搭載されたが(関連記事)、AQUOSブルーレイはいち早く対応。現在発売中の機種では唯一、ダブル長時間録画が可能な機種となる。

「AQUOSブルーレイ」の最上位機種「BD-HDW50」
今回レビューする「AQUOSブルーレイ」の最上位機種「BD-HDW50」(実売16万円前後)

 従来のBDレコーダーでは、最普及価格のエントリークラスを除いてダブルチューナー搭載によるダブル録画が主流だが、MPEG-4 AVCエンコーダーによる長時間録画は同時録画の場合、どちらか片方しか選べない状態だった。

 「ダブル録画ができるのに、長時間録画はダブルでできない」のは、MPEG-4 AVCエンコーダーがまだ新しい技術であり、当然回路のコストも高いため、ダブル録画用に2つ搭載するのが難しいためだ。しかし、それは詳しい人にしかわからない理由。一般の人は「ダブル録画機なら長時間録画もできて当然」と思いがちだ。そこがユーザーにとっても要望の多いところだったのだろう。

 そんな要望をかなえてくれたのがAQUOSブルーレイである。現在のラインナップは5モデルだが、今回レビューするのは最上位モデルの「BD-HDW50」だ。


定番の高画質・高音質化が行なわれた「BD-HDW50」

 BD-HDW50は、HDD容量が1TBと大容量になっているほか、専用の高画質・高音質設計が図られていることが下位モデルと異なる。高音質パーツとして、音響用電解コンデンサや電源回路コンデンサを使用したほか、アース付き三極電源コードの付属、天板の振動を抑えるアンチバイブレーションキャビネットの装備などが主な内容となっている。

 特にアンチバイブレーションキャビネットは、一般的なスチール製のボディに、制振鋼板を重ねるなどの防振設計を施したもの。天板をたたいてみても、ボディの強度が非常に硬くしっかりしていることがわかる。特に音質面の良い影響が期待できるだろう。

「BD-HDW50」の前面パネル。中央にあるリング状のものは「HDD」と「BD」のそれぞれの状態を表すインジケーター。録画時(赤色)、再生時(青色)と動作状態によって発光する
背面の入出力端子はすべて金メッキ仕様となっている。D端子やHDMI端子も金メッキ仕様となっているのは珍しい。電源コードの接続部は、着脱可能なインレット式となっているのは「HDW50/45/43」「HDS43」とも共通だが、「HDW50」のみ三極電源コードに対応したものとなっている
背面の入出力端子はすべて金メッキ仕様となっている。D端子やHDMI端子も金メッキ仕様となっているのは珍しい。電源コードの接続部が着脱可能なインレット式となっているのは「HDW50/45/43」「HDS43」とも共通だが、「HDW50」のみ三極電源コードに対応したものとなっている

 ボディの前面デザインも「HDW50/45/43」と「HDS43」はほぼ共通と言っていい。見た目で大きく異なるのは、「HDW50」のみ防振用のインシュレーター(脚部)が備わっている点だけだ。背面もほぼ共通で、「HDW50/45/43」はi.LINK端子を使って、同社のレコーダーからのダビング(TS入出力)、HDV規格のHDビデオカメラとのダビング(HDV/DV入力)が可能。USB端子を使えば、デジカメやHDビデオカメラとのダビングのほか、対応する携帯電話と接続して録画した番組の転送も可能だ。

リモコンのボタンには蓄光素材を使用しており、映画鑑賞時など暗い場所でも操作ボタンが視認しやすくなっている。下部のカバー内(右)には「アクオスファミリンク」の操作用ボタンを備えている

 リモコンは前作と同じ「アクオスファミリモコン」を踏襲している。10キー付きのリモコンで、上部スイッチの切り替えで同社の薄型テレビ「アクオス」用のリモコンとしても使えるようになっている。

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