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オリジナルiPhone写真集が作れるウェブサービス

2009年12月16日 09時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 アプリヤは15日、iPhoneアプリを制作するウェブサービス「iPhone App Builder β ver.」の提供を開始した。現在はベータ版のため、無料で利用できる。

iPhone App Builder β ver.

iPhone App Builder β ver.。利用する写真を選択するには、Flickrに投稿された写真のサムネイルをドラッグする。アイコンも選択した写真を元に作成する

 クリエーターのコンテンツ販売/無料配布をサポートするiPhoneアプリ制作サービス「APPLIYA STUDIO」用の制作ツール。APPLIYA STUDIOでは同社が提供するCAT(Contents Application Template)をベースとしており、プログラミングの知識がなくても、素材を準備するだけで手軽にiPhoneアプリを制作できるという。また、App Storeへの登録申請やその後の販売状況の報告など、管理作業をすべて同社が代行するため、クリエーター側の負担を抑えられる。

 iPhone App Builderでは、大手写真投稿サイト「Flickr」にアップロードされた自作のイラストや画像を直接素材として組み込める。このほか、Flickrに投稿されたクリエイティブコモンズライセンスの写真も利用可能。本ツールを使ってユーザーが選択した写真素材を元に、時計やカレンダー、画像ビューワーの機能部分であるCATを同社が組み込んで完成させ、App Storeへの登録作業を行なう──いうのが大まかな流れだ。

 素材の作成は、1)写真の選択、2)アイコン作成、3)アプリ名の設定、4)写真の表示範囲設定といった4ステップで完了する。編集作業は基本的に画像の範囲選択のみで、範囲決めるとiPhone向けの画面に自動的にリサイズしてくれる。すべての編集作業が終了したら、App Storeに登録するためのクリエーター情報を入力すればOK。あとはどのCATにするか選び、同社にアプリの作成を申請すればいい。

制作過程

アイコンなどもトリミングして作れる

 現在はベータ版のため、作成できるアプリは時計/スライドパズル/カレンダーのみ。またβ版では、「製作費無料」「販売ロイヤリティとして売上の10%が得られる」「iPhoneアプリ内に広告が掲載される」という条件でのみ利用できる。


初出時、 「販売ロイヤリティとしてアプリヤに売上の10%を払う」とありましたが、正しくは「販売ロイヤリティとして売上の10%が得られる」でした。訂正してお詫び申し上げます(2009年12月17日)



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