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内部転送レート向上し、シーク時の騒音は減少

東芝、業界最大320GBの1.8インチHDD

2009年11月06日 00時30分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 11月5日、東芝は記憶容量320GBの1.8インチHDDを発表した。薄型/小型のモバイルPCや携帯用外付けHDDなどに適したHDDで、12月から量産を開始。1.8インチHDDで320GBは業界最大の記憶容量となる。

 今回発表されたのは、320GBの「MK3233GSG」に加え、250GBの「MK2533GSG」、160GBの「MK1633GSG」という合計3製品。インターフェイスはシリアルATAで、回転数は5400prm、16MBのバッファメモリを搭載する。加えて記録密度も向上しており、MK3233GSGでは、従来の1.8インチHDD「MK2529GSG」(250GB)と比べて内部転送レートが15%アップしている。

 また、東芝独自の静音シーク技術を搭載。MK3233GSGとMK2533GSGでは、MK2529GSGと比べて、シーク時の騒音が4dB減少している。

主な仕様(1MBは1,000,000バイト、1GBは1,000,000,000バイトで計算)
 MK3233GSGMK2533GSGMK1633GSG
記憶容量320GB250GB160GB
ディスク枚数21
ヘッド数42
平均シーク時間15m/s
インターフェースシリアルATA
インターフェース速度3.0Gbps
回転数5400rpm
バッファ容量16MB
外形寸法54.0(W)×78.5(D)×8.0(H)mm
質量 62g(最大値)60g(最大値)
消費電力シーク時1.3W
リード/ライト時1.3W
騒音アイドル時18dB16dB
シーク時19dB17dB
耐振動性動作時19.6m/s2、2.0G(15~500Hz)
非動作時49m/s2、5.0G(15~500Hz)
耐衝撃性動作時4900m/s2(500G、2m/s)
非動作時1万4700m/s2(1500G、1m/s)

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