4月27日、東芝は改ざん防止機能を持つ「Write Onceメモリカード」の販売を開始した。
今回発表の製品名は「SD-K01GBW1」で、1GBの容量を持つ。一度書き込んだファイルの編集やファイル名変更、消去、カード自体のフォーマットができないようになっており、改ざんを防ぐことが可能。SDのインターフェイスを採用しており、通常のデジタルカメラで読み込みが行なえる。
デジタルカメラの普及で、司法関係の証拠として用いる写真をデータとして保存したいというニーズがあるが、通常の記憶媒体では編集や改ざんてきてしまう。今回のWrite Onceメモリカードは、こうした情報の改ざんを防ぎたい企業や官公庁などに対して販売する。