10月28日、GMOホスティング&セキュリティはマネージドホスティングサービス「アイル」において、バックアップからデータの復旧作業までを行う低価格な「ディザスタリカバリサービス」を開始した。
このディザスタリカバリサービスは、ライト、ベーシック、アドバンスド、プラチナの4プランで構成。たとえば、アドバンストは、メインとなる東京データセンターと遠隔地のデータセンターに同じ構成のサーバを用意し、数時間から1日程度の間隔でバックアップを行なう。災害発生時には、自動または手動でDNS設定を切り替え、遠隔地のデータセンタで継続してサーバを稼働させることで、システムの停止を最小限に抑えるプランとなる。プラチナはアドバンストの上位サービスで、アドバンスドの内容に加えてデータバックアップがリアルタイムで行なわれる。
ライトとベーシックは、遠隔地のデータセンタに1日1回バックアップを行ない、災害発生時に復旧作業するプラン。ライトのバックアップ先は共有のストレージ(1ユーザーあたり50GB)だが、ベーシックではユーザー専用のファイルサーバ専用機(1TB)が用意される。
各プランとも、遠隔地のデータセンタには群馬か京都を選択でき、またデータセンタ間の接続方法もインターネット回線やインターネットVPN、専用線などから選べる。
価格は、ライトが初期費用3万1500円、月額費用3万1500円。ベーシックは初期費用17万8500円(ファイルサーバ専用機の費用込み)、月額費用6万3000円。アドバンスドは初期費用5万2500円、月額費用7万3500円など。プラチナは個別見積もりとなる。