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麻倉怜士さんに聞く、テレビ選びで得する家族・損する家族

2009年07月31日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部  語り● 麻倉怜士

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家族を幸せにするのは液晶? プラズマ?

―― 液晶か、プラズマかというのも迷いどころですね。

液晶か、プラズマかを比較するとき、画質はもちろん視野角にこだわるべきという

麻倉 映画を見るならプラズマテレビがいいでしょうし、明るいところで普通のテレビ番組を見るなら液晶テレビがいいでしょう。

 そこで大事になるのは視野角です。家族がみんなで見たとき、真ん中はきれいに見えても端がダメというのではいけない。その意味ではプラズマがお勧めですが、液晶テレビを選ぶときにもその観点で選びましょう。


―― 家族はどんなコンテンツを見るようになりますか。

麻倉 今、いろいろなところで言われ始めているのは、地デジが段々衰退しはじめ、BS放送の方に移行しはじめているということです。

 地デジはアナログ放送の総合編成をそのままに画質だけ向上させた内容になっていますが、BS放送は初めから編成が個々それぞれに違います。基幹放送ではなく準基幹放送なので、自由に色々なことが出来るんですよね。

 もう1つ、ネットも盛んになってきています。パナソニックではYouTube、シャープでは「Yahoo!JAPAN for AQUOS」などが見られるというようになっています。アクトビラの中では、TSUTAYAからダウンロードしたコンテンツをBD化することも出来るなど、面白い展開も出てきていますよね。

「アクトビラ」トップメニュー。ニュースや天気予報、ショッピングなど多彩なサービスが用意されている


―― テレビと一緒に買っておくべきものとしては何がありますか。

麻倉 1つはもちろんBDレコーダーです。DVDレコーダーは画質的にダメです。それからSDカードなどを使えるデジタルビデオカメラがあるといいですね。もちろんハイビジョン対応です。特に小さな子どもがいるときはムービーを撮ることはあっても、見るチャンスがなかなかないんです。

 最近は自動編集機能を内蔵しているデジタルビデオカメラもあります。映像の中から盛り上がっている部分を抜き出してくれます。ハイビジョンのビデオカメラというのは、巣ごもりのための重要な小道具です。

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