新しいMicrosoft Officeが、登場間近だ。米国ニューオリンズにて開催されている「Microsoft Worldwide Partnaer Conference 2009」にて、Microsoft Office 2010がテクニカルプレビューに入ったことを発表した。今度のOfficeは、PCだけではなく携帯電話やWebブラウザからの利用が、ひとつのポイントとなっている。
マイクロソフトがMicrosoft Office 2010でアピールしているのは、第一にMicrosoft Office製品のWebブラウザバージョン「Office Web applications」だ。同ソフト(サービス)に対応するのは、Word 2010、PowerPoint 2010、Excel 2010、OneNote 2010となる。さらに、Microsoft SharePoint Serverを使った協業をスムーズにする機能を付加するなど、共同作業のサポートにも力を入れている。
価格体系も簡素化されそうだ。従来8つあったエディションを5に簡略化して対処した。
マイクロソフトは、Microsoft Office 2010のテクニカルプレビューをしたいユーザーを「Microsoft Office 2010ベータ プログラム」として現在募集中だ。このプログラムでは、
- Word 2010
- Excel 2010
- Outlook 2010
- PowerPoint 2010
- OneNote 2010
- Access 2010
- InfoPath 2010
- Publisher 2010
- Visio 2010
といった製品のプレビュー版をダウンロードして試用できる。プログラムに応募するには、マイクロソフトのコミュニティ「Microsoft Connect」への参加が必要。
では、ここからはマイクロソフトが用意したMicrosoft Office 2010のビデオから、いくつか気になる機能を抜粋して見ていこう。