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$299のNetbookにオールインワンPCまで

HPが最新モデルを北京のイベントで発表!

2009年05月28日 02時13分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部

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ノートからシンクライアントまで

 米ヒューレット・パッカードは27日、自社の新製品発表を兼ねたプライベートショー「Touch the future.Now.」を中国・北京で開催した。

 ここで発表されたのは、コンシューマー向けが6種類、ビジネス向けが3種類。内訳はノートが3種類で、デスクトップが6種類である。

 コンシューマー向けとなるのは、AMD Athlon NEOデュアルコア・プロセッサーで武装したノートPC「HP Pavilion dv2」、なんと最低価格299ドルのNetbook「HP MINI 110」、新デザインのデスクトップを「Compaq Presario CQ3000」「HP Pavilion Slimline s5000」「HP Pavilion Elite e9000」の3種類と、一見「モニター?」と思わせる全部入りオールインワンPC「HP Pavilion MS200」の6機種。

「Compaq Presario CQ3000」 プレサリオって懐かしい名前ですな

「HP Pavilion Slimline s5000」 文字通りかなりスリムなので、日本の住宅事情に合いそう

「HP Pavilion MS200」 このディスプレーの中に男の夢が……いや、PCに必要なすべてが詰まっている!

 ビジネス向けには、テンキー付きフルサイズキーボードと16:9のワイド液晶ディスプレーを備えたノートPC「HP ProBook」シリーズ、省電力かつ80%がリサイクル可能なグリーンPC「HP dx2810 Special Edition」、クラウドベースで従来のPCよりも60%のエネルギー消費を削減できるシンクライアント「HP t5730w」の3機種が新登場する。

「HP ProBook」 スペックもいいけど、デザインもかなりスタイリッシュで洗練されている

「HP dx2810 Special Edition」 世界自然保護基金「WWF」とのコラボレーションから生まれたエコPC。笹の葉が前面に描かれており、このPCの購入代金には募金分が含まれている

 この発表会は、アジア・パシフィック地域を対象としているため、残念ながらすべてが日本で発売されるとは限らないが、特にNetbookは日本でヒットしそうな予感。ノート、デスクトップを問わず、どのPCも黒色をベースに、ダウンサイジング、省スペース化がされており、日本の住宅事情でも安心して使えそうだ。

「HP MINI 110」 MINIシリーズはつい先日「Vivienne Tam」とコラボレーションして、女性向けPCをリリースしたが、これも女性に受けそうなデザインというか、女性が持っていると似合いそうだ

 各PCの詳細・スペックなどは、開発者インタビューも交えて追ってレポートする。

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