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日本版WSJ年内開始――WSJジャパン、5月中に設立へ

2009年05月08日 09時00分更新

文● 企画報道編集部

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 大型連休明けに、年初来高値を記録するなど株価は回復の兆しを見せているものの、昨年来の世界的な不況はまだ大きく影を落としている。そんな経済状況の中、米国経済誌の巨人が日本に上陸する。

 米Dow Jones&Company(ダウ・ジョーンズ)とSBIホールディングスは7日、合弁会社「ウォール・ストリート・ジャーナル・ジャパン株式会社」を設立すると発表した。資本金2億円、資本準備金2億円で、出資比率はダウジョーンズが60%、SBIホールディングスが40%。5月中に同社を設立し、「WSJ.com」の日本語版Webサイトやニュースのライセンス事業、セミナー・イベント事業などを展開する予定としている。

 2002年には中国語版サイトを展開し、50万人超の登録者数を獲得しているダウ・ジョーンズ。今後はWebサイトを中心としたニュース配信のほか、出版物の翻訳や、コンシューマー向けのオンライン日本語サービス(詳細は未公開)など、アジア地域で2拠点目となる日本で、さらなる展開を図っていくという。


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