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ENERMAX ECO80+シリーズを研究所で徹底解剖!

2009年04月25日 20時00分更新

文● KONG

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騒音測定開始

 測定は、電源ユニットの16-17ピンをショートさせ、電源を入れた状態で、無負荷状態としている。また電源ユニットだけの測定ではもったいない(?)ので、騒音の比較として8cmのPCケースファン、卓上型の扇風機、回る物体の音ということで地球ゴマを用意し、合わせて計測を行ってみた。
 測定位置は、物体の正面中央を基準に、50cm離れた場所にマイクを設置している。当初、JIS規格などで規定されている1m離れた位置から測定してみたのだが、暗騒音と同じ6dBしか検出できなかった(≒測定できていない)ため、位置を近づけた次第だ。  測定時の気温は18℃、湿度52%で、1分間連続して測定し、平均化している。

比較に用意した8cm/1800rpm/22dBのファン

卓上扇風機は風切り音を拾わないよう横向きで測定

地球ゴマは、回転数によって偏心し、ゴリゴリと音が出るので、なるべく音が小さくなるよう人の手でもっとも音が小さくなる角度にして測定した。ちなみに測定中、腕が吊りそうでした

 その結果をグラフにしたのがこちら。騒音値はdB単位で、周波数特性はA特性となっている。(一般に、dBAと表記される形式)

無響室での騒音比較 (単位:dB) ←better

 50cm離したファンの騒音が23dBであることを考えると、9dBという数字が現実的な数字なのが分かる。室温が比較的低いこともあるが、アイドル時の音は本当に静かで、かなり耳を近づけないと音は聞こえない。まさに見事というほかない。

搭載されているファンは、12cm角で450~1800rpmまで温度に応じて自動可変する。羽の形状も独特だ。

 この静かさを実現しているのは、「MAGMAファン」と名づけられたENERMAX独自のファンによるところが大きい。回転数が低いことも理由の一つだが、それだけではない。羽は「Batwing Blades」と名づけられた独自の形状で、同型のファンに比べて10~20%風量を稼げるとしており、その結果、同じ風量であれば、通常のファンより回転数を下げられることを意味している。またファンの軸受けは「Twister Bearing」が採用され、スリーブとボールベアリングの中間のような構造となっており、静音性と高い耐久性を実現している。
 では、本当にこのファンで電源が冷却されているのだろうか? 気になるので、次ページでは今度は電源内部の温度を調べてみよう。

(次ページへ続く)

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