「EM・ONEα」に自作ゲームを入れる
しかし「EM・ONEα」にキーボードが付いているといっても、57行のプログラムを入れるのは、少々面倒臭いかもしれない。そこで今回は普通のパソコン、つまりWindows上で動いているMSXPLAYerでプログラミングして、それを「EM・ONEα」にコピーして遊ぶ方法をビデオに収録してみた。
なお、Windows版MSXPLAYerは「MSXマガジン永久保存版」(アスキー・メディアワークス刊行、Amazonの購入ページ)に収録されているので、こちらから入手して欲しい。まずはWindows環境上でBASICを立ち上げ、57行のプログラムを打ち込んだらセーブしよう。このセーブしたデータを「EM・ONEα」に移すには大きく分けて二つの方法がある。一つはUSBケーブルを使ったコピーで俗にいう「ActiveSync」の機能だ。今回はもう一つの方法、SDカードを使ったコピーをビデオで紹介しよう。
まずは、Windows版PLAYerからセーブファイルをコピー
次にActiveSyncやSDカードでファイルを移そう
いかがだろうか。難しそうに見えるかもしれないが、携帯電話に写真や動画などを移すのと大差はない。ぜひ、サンプルプログラムを打ち込んでほしい。そしてゲームを自作して携帯端末で遊べるという楽しさを体験していただきたい。家ではMSX本体やWindows上のMSXPLAYerでプログラミングし、電車の中や出先でちょっとプログラムを改変しながら微調整なんてこともこれで可能になったのだ。
なお、詳しいマニュアルは「EM・ONEα」スペシャルコラボキャンペーンに付属の「MSX MAGAZINE特別号 CD-ROM版」に収録されているので、こちらをご参照頂きたい。
「EM・ONEα」×「MSX MAGAZINE」スペシャルコラボ展開中
また、MSXゲーム10本とゲームを自作できる「MSX BASIC」を収録した「MSX MAGAZINE特別号 CD-ROM版」の付いた「EM・ONEα」が販売されている。ここでしか買えない限定1000台のスペシャルパッケージだ。
■関連サイト
「EM・ONEα」「MSX MAGAZINE」スペシャルコラボキャンペーン