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WILLCOM 03でBluetooth GPSを活用する - その2/実践編

2009年03月28日 07時00分更新

文● 山田道夫

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NAVITIMEでGPS設定を確認しよう

 ハードウェアの設定が終わったら、次はソフトウェアの設定だ。

 NAVTIMEを起動しよう。なぜ、NAVTIMEを利用するかというと、ほかの地図ソフトにはない機能がNAVITMEに用意されているからだ(後述)。NAVITIMEは、「トップ画面」で「GPS設定」をタップする。「GPSを使用する」チェックボックスをチェックする。次に「ポート番号」を自分で設定したポート番号にする。この場合は、「9」だ。

NAVITIME

NAVITIMEを起動する。Willcom 03にはプリインストールされているが、最新版にアップデートされていないかどうか「ウィルコム公式サイト」→「地図 グルメ タウン」→「NAVITIME」で確認しておこう

NAVITIME

GPS設定を行う。「GPSを使用する」チェックボックスをチェックし、「ポート番号」を先ほど設定したポートに変更する。例では「9」を使用している。ほかの項目はいじる必要はない

 次に「GPSチェック」をタップする。初回はかなり時間がかかる場合もあるが、衛星の状態が信号強度や衛星の位置とともに、緯度と経度が表示される。ここで大事なことは、空が開けたところで動き回らずにじっとしていることだ。GPSが接続できているかどうかを「GPSチェック」の画面で簡単に確認できる。この画面にならない場合は、「ポート番号」が間違っていたり、GPSが衛星の受信に時間がかかっていたり、捕捉可能な衛星数が少なすぎてGPS衛星の検索が終わっていない場合だと思われる。COMポートなどを確認し、番号が正しかったら、接続するまでじっと待つしかない。

GPS

GPSを検索中。この状態になったら後は待てばいいだけ。しばらくじっとしていれば、GPSが検索される

GPS

GPSが検索された状態。衛星の信号強度やどの衛星が検索されたかがわかる。緯度、経度も表示される

GPS

GPSが認識されていない状態。COMポートを間違えていないかをまずチェックする。間違えていない場合は、GPSの電源をオン/オフした後に再度試してみよう。それでも2つ前の図の状態にならない場合は、電波をキャッチしやすい開けた場所へ移動するなどして、じっと待つしかない

 NAVTIME以外の地図ソフトでGPSを利用する場合は、NAVITIMEを終了させ、ほかの地図ソフトを起動させればいいだろう。

(次ページへ続く)

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