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Internet Week 2006で“OP25B連絡会”が発足

2006年12月08日 22時35分更新

文● 編集部

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パシフィコ横浜で開催されている“Internet Week 2006”で7日、“OP25Bの情報共有のためのISP・ホスティング事業者ネットワーク立ち上げ BoF”において、OP25Bに関する情報共有を目的とした“OP25B連絡会”の発足が宣言された。発起人は、レンタルサーバー・オルグ、(社)日本インターネットプロバイダー協会 情報セキュリティ部会、(財)日本データ通信協会 迷惑メール相談センターの3者。専用サイト(http://op25b.jp/)の開設も伝えられた。

発表会会場 スライド
発表会の様子

“OP25B(Outbound Port 25 Blocking)は、迷惑メール対策として各ISPが積極的に採用を始めた技術。ユーザー自身が外部にある他者のメールサーバーを直接利用できないようにする。そのため、OP25Bの採用が事前に通知されていないと、外部のメールサーバーを利用していたユーザーは“突然メールが送れなくなったように感じる”ため、ISPのOP25B実施に伴って、ホスティング事業者の窓口が対応に追われるということが起きてしまうという。

OP25B連絡会はこうした問題を解消するため、OP25Bに関する情報の収集と提供を行なう。集める情報は、ISPから出される下記の種類のもの。非公開情報として扱うべきものは、その通りにするという。

  • OP25Bに関するプレスリリース
  • OP25Bに関する実施スケジュール
  • OP25Bに関してユーザへアナウンスした内容
  • OP25Bに関する案内のページ

情報提供されるメンバーは制限され、一般公開できる情報はOP25B連絡会のサイトで提供していくとしている。

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