日本電気(株)は10日、ビジネス向けノートパソコン“VersaPro(バーサプロ)”の新製品として、“タイプVW”“タイプVE”“タイプVR”の3モデル計10機種の販売を同日付けで開始すると発表した。5機種がCore 2 Duoプロセッサーを搭載し、B.T.O.に対応しているのが特徴。最上位モデルの“VersaPro タイプVW”は、指紋センサーや“FeliCa”対応などセキュリティー機能が強化されており、ベースモデルの価格は26万8200円(税別)。
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| “VersaPro タイプVW” |
“VersaPro タイプVW”は、チップセットにカナダATIテクノロジーズ社のRadeon Xpress 1250＋IXP460を採用し、Core 2 Duo T7200-2GHz、セキュリティーチップを搭載したオールインワンモデル。ベースモデルは、512MBのメモリー(DDR2 SDRAM)、40GBのHDD、CD-R/RW＆DVD-ROMコンボドライブ、FDD、15インチSXGA＋液晶ディスプレー、FeliCaポート、ライン式内蔵指紋センサー、暗証番号ボタン、Gigabit Ethernetインターフェース(10/100/1000BASE-T)、リチウムイオンバッテリー、Windows XP Professionalの構成で、CPUとFDD以外をB.T.O.により変更できる。本体サイズは幅333×奥行き277×高さ39.8mm、重量は約3.5kg(リチウムイオンバッテリーの場合)。駆動時間はリチウムイオンバッテリーで約2.3時間(JEITA測定法)。
“VersaPro タイプVR”は、Radeon Xpress 1250＋IXP460を採用し、Core Duo T2500-2GHz/T2300E-1.66GHzやCeleron M 430-1.73GHzを搭載できるモデルで、セキュリティー機能や本体サイズなどはタイプVWと同等となる。
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| “VersaPro タイプVE” |
“VersaPro タイプVE”は、エントリーモデルで、チップセットにモバイル945GM Expressを採用し、Core 2 Duo T5500-1.66GHz、15.4インチWXGA液晶ディスプレー、ニッケル水素バッテリーを搭載する。ベースモデルは512MBのメモリー(DDR2 SDRAM)、40GBのHDD、CD-ROMドライブ、Gigabit Ethernetインターフェース(10/100/1000BASE-T)、Windows XP Professionalの構成を、B.T.O.で選択可能。本体サイズは幅360×奥行き260×高さ40mm(最薄部36.6mm)、重量は約3.1kg。ベースモデルの駆動時間は約1.9時間(JEITA測定法)。
