ソニー(株)は5日、付属のパソコン接続キットで録音データをパソコンに保存/編集でき、最長約130時間の録音が可能なICレコーダーのエントリーモデル『ICD-P50』を21日に発売すると発表した。価格はオープン。市場推定価格は1万5000円前後。
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同梱の単一指向性マイクを装着した様子 |
『ICD-P50』は、従来モデル(ICD-P30)の4倍となる256MBのメモリーを内蔵し、最長約130時間25分(LPモード時)の録音が行なえるほか、パソコン接続キットが付属するのが特徴。内蔵マイクのほか、同梱の単一指向性マイクを装着することもできる。録音ファイルは4フォルダー(最大各99ファイル)で管理でき、パソコン接続キットに含まれる管理/編集ソフト『Digital Voice Editor Ver2.4』(CD-ROM)を利用すればパソコンで管理/編集が行なえる。本体のインターフェースはUSB 1.1に対応。
再生機能では、再生スピード調整(-50~+100%)や、音を検知して録音を開始するデジタルVOR(Voice Operated Recording)などの機能も利用できる。周波数範囲は高音質のHQが260~6800Hz、標準のSPと長時間録音のLPが220~3400Hz。電源は単4形電池×2のほか別売のACアダプターを利用でき、アルカリ乾電池では約22時間の録音(LP)、約11時間の再生(LP)が可能。本体サイズは幅34.6×奥行き18.0×高さ109.5mm、重量は70g(電池込み)。内蔵スピーカーは28mm径で出力は250mW。キャリングポーチやイヤーレシーバーも付属する。
