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オリンパス、セパレート型ICレコーダーにMP3再生も可能な新モデル『Voice-Trek V-30』を追加

2006年07月25日 23時23分更新

文● 編集部

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オリンパスイメージング(株)は25日、パソコンのUSBポートにダイレクト接続が行なえるセパレート型デザインを採用したICレコーダー“Voice-Trek(ボイストレック) Vシリーズ”の新製品として、最長で68時間55分の録音が行なえる『Voice-Trek V-30』を8月25日に発売すると発表した。価格はオープン。

本体前面 分離させた状態
本体前面分離させた状態
『Voice-Trek V-30』

『Voice-Trek V-30』は、256MBのメモリーを内蔵し、LP(長時間)モードで最長68時間55分の録音が可能なほか、MP3形式のステレオ再生/音楽再生を行なう“ミュージックモード”を搭載するのが特徴。ステレオ録音に対応しており、録音方式にはWMAを採用している。サンプリング周波数は、SHQ(ステレオ高音質)モードとHQ(高音質)モードが44.1kHz、SP(標準)モードが22kHz、LP(長時間)モードが8kHz。周波数特性は、SHQモードが100Hz~15kHzなど。オプションの専用オーディオケーブルを利用すれば外部機器からの録音も行なえる。

本体を分離してパソコンのUSBポートに直結でき、USBマスストレージクラスに対応しているため、専用ソフトなしで録音データを始めとする各種データを転送/保存できる。ミュージックモードでは、サラウンド機能(SRS WOW)や4種類のイコライザー、リピート/ランダム再生、再生曲順入れ替えなど、ミュージックプレーヤーとして必要な機能が搭載されている。対応メディアプレーヤーソフトはWindows Media Player 9/10。

電源は単4形アルカリ乾電池/ニッケル水素充電池×1本。アルカリ乾電池では、約11時間のステレオ録音、約15時間のモノラル録音、約7時間のステレオ/モノラル再生が可能(同社試験法による)。本体サイズは幅38.2×奥行き11×高さ94.8mm、重量は46g(電池込み)。ステレオイヤホンとUSB延長ケーブルが付属する。

『Voice-Trek VN-2100』
『Voice-Trek VN-2100』

併せて、64MBのメモリーを搭載し、最長で約35時間50分の録音が可能なエントリーモデル『Voice-Trek VN-2100』も同時に発売する。ADPCM方式による“XHQ(超高音質)モード”と、CELP(Code-Excited Linear Prediction:符号励振線形予測)方式の“LP(長時間)モード”など、マルチコーデックを利用するのが特徴。電源は単4形アルカリ乾電池/ニッケル水素充電池×2本。アルカリ乾電池で約25時間の録音、約12時間の再生が可能(同社試験法による)。本体サイズは幅39×奥行き19.5×高さ102mm、重量は63g(電池込み)。価格はオープン。



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