MSNビデオで80億セッションを提供
23日に発表された新製品『キューカム コネクト QVP-41/QVP-61』のポイントと、今後のウェブカム戦略について、米ロジテック(Logitech)社シニアバイスプレジデントのジュニアン・ラブルース(Junien Labrousse)氏に話を聞いた。
![]() | Logitechでエンターテインメント&コミュニケーションズビジネスユニットを統括するジュニアン・ラブルース シニアバイスプレジデント |
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ブロードバンドの普及と、インスタントメッセンジャーの普及が成長の2大要因です。メッセンジャーについては、ヤフー、MSN、Skypeとパートナーシップを組んでビデオコミュニケーションの普及に努めてきました。特にMSNビデオに関しては、われわれが技術やサービスを提供しています。すでにMSNビデオでは80億セッション以上を提供したことになります。
家族で一緒に話すということを考えると、リビングで1台のパソコンを囲んで話す機会が増えます。こうした用途のため、QVP-41/61には、独自開発の“RightSoundテクノロジー”採用の内蔵マイクを搭載しています。これはハウリングの元となる繰り返しの音波をエコーと認識して除去する機能です。
また、一般家庭では必ずしも照明環境が良くありません。暗い部屋や蛍光灯のちらつきがあるような場合でも、ベストの映像となるよう研究開発しています。
今後はウェブカムが普及すれば、たとえばオークションサイトで静止画の代わりに動画を使う、ということもありえるでしょうね。実際に出品物が稼働しているかどうかが分かります。あるいは、出会い系サイトなどでは、20年前のものかもしれない写真よりも、いま動いている動画のほうを見たいですよね(笑)
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| 『ロジクール Video Effects』(上がアバター、下がフェイスアクセサリー)。アバターは、ユーザー動作に合わせて表情を自然に表示する |
組み込みであれ、後付けであれ、ウェブカメラが増えることによって、その認知度が高まることによって、さらに市場が拡大するでしょうから、それはわれわれにはありがたいことです。また、後付けタイプであれば、組み込みカメラにはない高機能や使い勝手も提供できます。たとえばカメラが顔をトラックする機能ですとか、ビデオにエフェクトをかけるソフトウェアです。
Skypeは、ほかのメッセンジャーと異なり、音声指向が強いです。テキストベースのコミュニケーションでは、1つのメッセージに対する返答が5分後とか、場合によっては30分後ですが、Skypeのような音声だと、コミュニケーションに張り付く形になります。このため、Skypeではビデオの利用も比較的早く進むだろうと考えています。
ウェブカメラのワイヤレス化には2つ課題があります。ひとつは給電の問題です。キーボードやマウスと違い、頻繁に充電が必要になります。もうひとつの課題は、アプリケーション開発という点です。ワイヤレス化できれば、カメラをモニターとして使いたいという要求が自然と出てくるでしょうが、そうした新たなニーズに対応するアプリケーション開発は簡単ではありません。
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