(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモは28日、おサイフケータイ用のクレジット決済サービス“DCMX”の簡易版で、月々1万円までの利用が可能な“DCMX mini”を開始した。加えて同社は東京・表参道にDCMX決済で飲食できる“DCMX cafe”をオープンした。
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表参道にオープンした“DCMX cafe”の外観 |
利用限度額が20万円以上となるDCMXサービス(5月下旬に開始予定)では、一般的なクレジットカードと同様に入会審査などが必要となる。一方のDCMX miniは簡単な事前申し込み(ネットワーク暗証番号による本人確認)で、おサイフケータイ(非接触型のFeliCa ICチップを内蔵した同社携帯電話機の愛称)を利用した小額決済を、月々1万円まで利用できる。決済システムは同社のおサイフケータイ用クレジットブランド“iD”のものを利用するが、DCMXおよびDCMX miniではクレジット信販業務も同社が行なうため、利用した金額は携帯電話の料金とともに請求される(DCMXでは請求書を別にすることも可能)。
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レジに置かれた“iD”決済用のリーダー/ライター |
iD対応店舗であれば、レジなどに置かれているリーダー/ライターにおサイフケータイをかざすことで決済ができる。対応機種はFOMA902i/901i/901iSシリーズおよびP901iTV/F702iDで、現在movaは非対応となっている。
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“パルマ産プロシュートとルッコラのサラダ”(左手前、950円)や“野菜たっぷりのビーフシチュー、ブルゴーニュ風温泉卵添え”(右奥、1200円)など、cafeといいながらも豪華な料理が堪能できる |
7月中旬までの期間限定で開店したDCMX cafe(東京都港区北青山3-11-7)では、おサイフケータイの展示を行なっているほか、“DCMXオリジナルカクテル”などのオリジナルメニューも用意している。
