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NTTドコモ、クレジットサービス“DCMX”立ち上げを発表

2006年04月04日 21時52分更新

文● 編集部 橋本優

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(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ)とNTTドコモグループ9社は4日、同社の“iD”と連携したクレジットサービス“DCMX”を開始すると発表。その発表会を東京・日本橋の“マンダリンオリエンタル東京”で開催した。

“DCMX”のブランドロゴ。一番上の王冠は“信頼の証”をデザインに織り込んだとのこと

iDは同社の“おサイフケータイ”を店頭などに設置されている専用のリーダー/ライターにかざすだけで決済できるクレジットサービスだが、実際のクレジット信販業務は三井住友カード(株)やユーシーカード(株)などが担当していた。DCMXはこの信販業務をNTTドコモが行なうもの。

DCMXに申し込むと発行されるクレジットカード

サービスは、月額1万円までの小額決済用の“DCMX mini”(今月28日より開始)と、限度額20万円以上からの“DCMX”(5月下旬より受付開始)が用意される。前者は入会のための査定や年会費などは必要なく、おサイフケータイを持っている満12歳以上のユーザーなら誰でも、申し込み手続きを行なうだけで利用できる。DCMX miniで支払った代金は携帯電話通話料と一緒に請求される。

後者は他社のクレジットカードサービスと同様、満18歳以上のユーザーが対象で入会審査、年会費(初年度は無料で次年度以降は1回も利用しなかった場合のみ1312円が請求される)などが必要となる。またクレジットカード(VISA、またはMasterCard)も発行され、DCMX専用の請求書が発行される。DCMXのさらに上位サービスとなる“DCMX GOLD”も提供される予定だが、サービス内容、提供時期などは未定とのこと。

DCMXの登録画面。ここから登録を開始するネットワーク暗証番号を入力利用規約を読み、“同意する”ボタンを押す。これで登録完了

申し込みはドコモショップ店頭とインターネットからのほか、携帯電話からも“iMenu→メニューリスト→DCMX(ケータイクレジット)”にアクセスすることで行なえる。DCMX miniもDCMXも手続きは暗証番号の入力と規約の確認程度で完了するが、DCMXはその後で審査の合否を待つことになる。手続き完了後はiD用のiアプリとDCMX用iアプリをダウンロードすることで使用準備が完了する。なお、DCMX用アプリはiDアプリから呼び出す形で起動し、購入履歴や利用可能残高などの確認、DCMX miniからDCMXへのアップグレードなどができる。おサイフケータイでの決済は、DCMX miniの場合は専用リーダー/ライターにかざすだけで行なえ、DCMXの場合は携帯電話に暗証番号を入力もしくは店頭での署名が必要となる。

ちなみにセキュリティー機能に関しては、ほかの電話から遠隔操作で携帯電話機の機能をロックできる従来からの“遠隔ロック”のほか、今後発売される新機種には“おまかせロック”という機能が追加される。これはNTTドコモのオペレーターに電話をかけ、本人確認が取れた段階でロックしてもらえる機能。遠隔ロックでは操作する側の電話番号の登録など、ロックの方法を事前に設定しておかなければならないが、おまかせロックの場合は事前設定が不要となる。

NTTドコモ執行役員の夏野 剛氏

今回、DCMXを立ち上げた理由について、NTTドコモ執行役員の夏野 剛氏は、「ほかに本気で小額決済を携帯電話で広げていこうとしている会社がなかった」と説明。「ドコモのおサイフケータイを持っている1200万人全員が、月々1万円以内の小額決済を利用できる。普通のクレジット会社ではできなかったこと」と携帯電話キャリアーとクレジットサービスが一緒になる意義を強調した。

アートディレクターの水野 学氏

また今回のDCMXサービスの立ち上げに際し「ブランディングにこだわった」と語った夏野氏。DCMXのネーミングやロゴデザインなど、ブランディングを全般的に担当したアートディレクターの水野 学氏は「DCMXはDoCoMo Xを表わしていて、Xというのを辞書で引いてみますと“未知数”という項目が出てきます。これからクレジット業界で大きく羽ばたいていくためにこのXを用いました」と説明した。そのほかiD対応のリーダー/ライターも新デザインのものを投入するなど、ブランディング戦略に対する考えを示した。

新デザインのiDリーダー/ライター

なお、DCMXの立ち上げに伴い、iDでの支払いにも対応したオープンカフェ“DCMX Cafe”(表参道)を4月28日に、DCMXの各種手続きや携帯電話機の展示などを行なう“DCMX SITE”(新宿)を5月末に、それぞれオープンする。

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