(株)スカイコムは20日、コンテンツ保護機能“Windows Rights Management Services”に対応したPDF閲覧/生成/署名/編集ソフト『SkyPDF Tools for RMS』の販売を同日付けで開始すると発表した。出荷開始は5月下旬の予定。価格は1クライアントで5300円(税別)。
『SkyPDF Tools for RMS』は、PDFファイルをRMS(Rights Management Services)で保護する機能を搭載し、Office Professional Edition 2003のWord/Excel/PowerPointと同様の感覚でRMSのセキュリティー設定を行なえるのが特徴。RMSで保護されたファイルは、アクセス権限が“Active Directory”で確認されなければコピーしても閲覧などが行なえないため、万一、ファイルが外部に流出しても情報漏えいの心配がないという。アクセス権限は、閲覧/編集/保存/印刷/コピー/スクリーンキャプチャー/添付ファイルの閲覧/電子署名(時刻署名)などを組み合わせることが可能。
既存のRMSの設定や運用を変更せずに導入できるだけでなく、SkyPDF Tools for RMSだけが設定できる権限を“ポリシーテンプレート”として追加することも可能。PDFのファイル添付機能を利用すれば、現時点でRMSで保護できないVisioなどのファイルも保護できるという。