(株)スカイコムは18日、複数のクライアントからPDFファイルを作成できるサーバー対応のPDF作成ソフト『SkyPDF Server Standard/PRO』、MetaFrame対応の『SkyPDF Server for MetaFrame』、PDF帳票ジェネレーター『SkyPDF Generate Server』の4製品を発表した。同日付けで販売を開始する。
『SkyPDF Server』は、印刷機能を持つアプリケーションソフトからPDFを作成できるPDF作成ソフト『SkyPDF』をサーバー対応にした製品。スタンダード版『SkyPDF Server Standard』とプロ版『SkyPDF Server PRO』の2製品をラインアップする。
『SkyPDF Server Standard』は、印刷機能を持つアプリケーションからPDF(Portable Document Format)ファイルを作成するドライバーソフト。サーバーに対応したことで、クライアントパソコンの負荷を軽減できるうえ、変換も高速で行なえるのが特徴。日本語TrueTypeフォントの埋め込みが可能なほか、サーバー側のドライバーソフトをアップデートすればクライアント側も自動でアップデートされる自動アップデート機能も搭載している。
『SkyPDF Server PRO』は、『SkyPDF Server Standard』の機能に加え、128bit/40bitの暗号化のサポート、パスワードによるセキュリティー設定、電子署名機能、漢字/記号を作成できるツール“TrueType外字エディタ”などを搭載した上位製品。パスワードによるセキュリティー設定は、印刷制限/内容のコピー制限/注釈書込制限/文書の変更制限などに対応しており、電子署名機能ではPDFファイルの作成時に文字/記号/マークなどを追加し、公開鍵暗号により改ざんされていないことを保証することが可能となる。対応OSは、サーバーがWindows 200 Server(SP4以降)、Windows Server 2003、MIRACLE LINUX V2.1、クライアントがWindows 2000 Professional(SP4以降)/XP Professional SP1以降。
価格は、『SkyPDF Server Standard』の場合、100クライアントで24万450円、200クライアントで40万8450円、500クライアントで83万4850円、『SkyPDF Server PRO』の場合、100クライアントで42万円、200クライアントで84万円、500クライアントで168万円。
『SkyPDF Server for MetaFrame』は、MetaFrameの環境に対応した製品。8月末出荷の予定で、価格は、100クライアントで50万4000円、200クライアントで100万8000円、500クライアントで201万6000円。
『SkyPDF Generate Server』は、テンプレートとデータを組み合わせてダイナミックにPDFファイルを作成する『SkyForm Server』に、IISとSQL ServerとのAPIとして『SkyForm Framework .NET』を搭載した製品。8月末出荷の予定で、価格は未定。