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NTTドコモ、W-CDMA/GSM対応のFOMA“SIMPURE”シリーズ2機種を発表

2006年03月06日 21時09分更新

文● 島 徹/編集部 伊藤咲子

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130万画素のCMOSカメラを搭載したSIMPURE L

SIMPURE Lは、二つ折りのデザインで、幅47×奥行き25×高さ89mmというFOMAとしてはコンパクトな筐体が特徴。重さは約120g。有効130万画素のCMOSセンサーを搭載するほか、外部記録メディアとしてminiSDカードに対応する。また、「こんにちは」などの文字列を入力するとそれに相応しいアスキーアートが変換候補として出てくる“顔文字変換機能”(約280種類)や、文字列に相応しい連続した絵文字が出てくる“絵文字熟語機能”(168種類)を搭載する。

SIMPURE L。左からStone Black、Cotton Pink、Casual Red
SIMPURE L SIMPURE L
サブディスプレーには有機ELパネルを搭載し、時計画面がプリセットされている。アンテナはGSMエリア用の固定型日本メーカーの端末とほぼ同じキー配置。ヒンジ部のカメラは回転式で、インカメラとアウトカメラを兼ねる
SIMPURE L SIMPURE L SIMPURE L
メインメニューはアイコンによるグラフィカルなメニューとリストメニューの2つが用意されるiモードとメールのメニュー画面。アイコンがリング状に配置されているデュアルクロックを待受け画面に表示してみた。任意の都市と日本、両方の時間を確認できる
SIMPURE L SIMPURE L SIMPURE L
マルチタスク機能を搭載。マルチキーを押すことでアイコン表示のタスクメニューを呼び出せる文字入力画面。予測変換機能も搭載している予測候補として顔文字や絵文字も利用できる

メインディスプレーは約2.0インチのTFT液晶パネル(176×220ドット/6万5536色表示対応)で、サブディスプレーは約1.17インチの有機ELパネル(96×96ドット/6万5536色表示対応)。

国内ではW-CDMA網を利用し、連続待受け時間は静止時で約550時間、移動時で約450時間、連続通話時間は約200分。海外ではGSM網を利用し、連続待受け時間は約500時間、連続通話時間は約350分。世界約50都市に対応した世界時計機能や、待受け画面に日本と任意の都市の時刻を同時に表示できるデュアルクロック表示機能を備える。本体カラーは、“Cotton Pink”“Casual Red”“Stone Black”。

FOMA最小ボディーのSIMPURE N

SIMPURE Nは、二つ折りのデザインで、幅44×奥行き19.2×高さ92mmという、FOMAとしては最小の筐体が特徴。重さは約95g。液晶ディスプレー側、背面側に1基ずつ有効31万画素のCMOSセンサーを搭載する。日本語入力システムはATOKで、予測入力はAPOTを採用する。

SIMPURE N。左からWHITE、RED、BLACK
SIMPURE N端末を開いて横から見たところ。赤い塗装部が流れるようなラインを描いている
SIMPURE N SIMPURE N
キー配列は、従来のFOMA向け“N”端末と異なり、クリアキーやMULTIキーなどが用意されていない背面に搭載されているのは、着信通知用のLEDとカメラのみ
SIMPURE N
着信時などには、カメラ上の三角マークが光って通知する文字入力エンジンには(株)ジャストシステムのATOKとAPOTを採用する

メインディスプレーは、約1.9インチのTFT液晶パネル(176×220ドット/6万5536色表示)。背面にはディスプレーは搭載せず、12色に光るイルミネーションを内蔵するのみ。国内ではW-CDMA網を利用し、連続待受け時間は静止時で約350時間、移動時で約250時間、連続通話時間は約140分。海外ではGSM網を利用し、連続待受け時間は約250時間、連続通話時間は約170分。本体カラーは、“RED”“WHITE”“BLACK”。

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