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ソニー、HDD記録型のハンディカム『DCR-SR100』など3機種を発表

2006年01月23日 15時37分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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新CMSOセンサー搭載のDVD方式ハンディカム『DCR-DVD505』

DCR-DVD505とDCR-DVD405は、『DCR-DVD403』(2005年1月発表)の後継機種となるDVD方式のハンディカム。

上位機種のDCR-DVD505は、新開発の1/3インチ“原色クリアビッドCMOSセンサー”を搭載する。新開発のCMOSセンサーは画素配列を見直し、1画素あたりの面積を拡大したほか、R/G/Bの画素のうち明るさ情報を決めるG画素を多めに配置することにより、暗いところでも従来機よりも明るく、ノイズの少ない撮影が可能になったという。最低被写体照度6ルクス(従来機は11ルクス、ナイトショット使用時はいずれも0ルクス)。

DCR-DVD405
DCR-DVD405

有効画素数は16:9撮影の場合で143万画素、4:3撮影の場合で191万画素。レンズは、カール ツァイス“バリオ・ゾナーT*”光学10倍ズームレンズ(f=5.1~51mm:35mm換算で41.3~485mm相当/16:9撮影時、37.9~445mm相当/4:3撮影時)を搭載し、オートレンズカバーによって保護される。本体内蔵のマイクで、5.1chサラウンドの音声をDVDに直接記録できる。そのほか、通常の4倍のコマ数で高速撮影し、3秒のシーンを12秒のなめらかなスローモーション映像として見ることができる“なめらかスロー録画”機能を備える。動画の記録メディアはDVD-R、DVD-RW、DVD+RW。

静止画記録時の有効画素数は、16:9撮影の場合で149万画素、4:3撮影の場合で199万画素。最大記録解像度は、16:9撮影の場合が2304×1296ドット(300万画素相当)で、4:3撮影の場合が2304×1728ドット(400万画素相当)。ビデオカメラで400万画素相当の静止画が記録できることは、この製品の大きな特徴の1つだ。また、“デュアル記録”機能により、動画撮影中の静止画撮影(一度の動画撮影で3枚まで)が可能で、最大記録解像度は16:9撮影の場合が2016×1134ドットで、4:3撮影の場合が2016×1512ドット。静止画記録用のメモリースティック デュオスロットを備える。また、ダイレクトプリント規格のPictBridgeにも対応する。

タッチパネル対応の液晶ディスプレーは、3.5インチのクリアフォト液晶プラスパネル(21万1000ドット)を搭載し、従来のハイブリッド液晶パネルと比較して、色再現範囲が約1.6倍に、コントラストが約1.6倍に、液晶ドット数が約1.7倍に向上しているという。そのほか、0.3インチ(12万3000ドット)のカラー液晶ビューファインダーを搭載する。

付属のリチャージャブルバッテリーパックNP-FP60を利用した場合の連続撮影時間は、液晶ディスプレー使用時で1時間30分、ビューファインダー使用時で1時間35分。別売りのNP-FP90を使用すれば、液晶ディスプレー使用時で3時間45分、ビューファインダー使用時で4時間。本体サイズは幅66×奥行き147×高さ90mmで、重量は約540g(NP-FP60使用時約630g)。Windows用の映像編集ソフト『Picture Package Ver1.8 for DVD Handycam』のほか、同じくWindows用の12cmのDVDメディアへの『Nero Express6』が付属する。NP-FP60、ACアダプター、AVケーブル、USBケーブル、付属ソフトを収録したCD-ROM、ワイヤレスリモコン(RMT-835)、クリーニングクロスなどが付属する。

DVD方式ハンディカムのエントリー機『DCR-DVD405』

同時に発売されるエントリーモデルDCR-DVD405は、1/3インチ原色フィルターCCDセンサーを搭載し、動画撮影時の有効画素数は16:9撮影の場合で206万画素、4:3撮影の場合で205万画素。最低被写体照度は従来機と同じ11ルクスで、ナイトショット撮影時は0ルクス。レンズは、カール ツァイス“バリオ・ゾナーT*”光学10倍ズームレンズ(f=5.1~51mm:35mm換算で42.8~495mm相当/16:9撮影時、45~450mm相当/4:3撮影時)を搭載する。静止画記録時の有効画素数は、16:9撮影の場合で229万画素、4:3撮影の場合で305万画素。タッチパネル式の液晶ディスプレーは2.7インチのハイブリッド液晶プラスパネル(12万3000ドット)を採用し、そのほか0.3インチ(12万3000ドット)のカラー液晶ビューファインダーを搭載する。静止画記録時の有効画素数は、16:9撮影の場合で229万画素、4:3撮影の場合で305万画素。

付属のリチャージャブルバッテリーパックNP-FP60を利用した場合の連続撮影時間は、液晶ディスプレー使用時で1時間25分、ビューファインダー使用時で1時間35分。別売りのNP-FP90を使用すれば、液晶ディスプレー使用時で3時間40分、ビューファインダー使用時で4時間5分。本体サイズは幅66×奥行き143×高さ90mmで、重量は約510g(NP-FP60使用時約590g)。付属品は DCR-DVD505と共通。

DCR-DVD405
DCR-DVD405

ワイヤレスマイクロホンなど周辺機器を発売

ソニーはハンディカムのアクセサリーとして、ワイヤレスマイクロホン『ECM-HW1』を2月2日に発売する。価格は2万1000円。2006年発売の4機種はすべて対応するが、2005年発売の機種については現在検証中という。そのほか、2006年発売の4機種すべてに対応する周辺機器として、ケース『LCM-HCF』(2月発売/4935円)、スポーツパック『SPK-HCB』(3月発売/2万4990円)、バッテリーライト『HVL-10NH』(3月発売/1万2600円)、バッテリーチャージャー『BC-TRP』(2月発売/8400円)を用意する。

ECM-HW1 LCM-HCF
ECM-HW1LCM-HCF
SPK-HCB HVL-10NH
SPK-HCBHVL-10NH

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