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ソニーマーケティング、16:9ワイドの2.7インチ液晶ディスプレー搭載ビデオカメラ“ハンディカム”4機種を発売――5.1chサラウンドにも対応

2005年01月13日 22時20分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は13日、2.7インチのワイド液晶ディスプレーを搭載したビデオカメラとして、DV方式の『DCR-HC90』『DCR-HC41』、DVD方式の『DCR-DVD403』『DCR-DVD203』の4機種を発表した。DV方式の2機種を2月10日、DVD方式の2機種を3月3日に発売する。価格はオープン。市場推定価格は、『DCR-HC90』が11万5000円前後、『DCR-HC41』が8万円前後、『DCR-DVD403』が13万5000円前後、『DCR-DVD203』が11万5000円前後。

『DCR-HC90』 『DCR-DVD403』
『DCR-HC90』『DCR-DVD403』

『DCR-HC90』と『DCR-DVD403』は、1/3インチの331万画素CCDを搭載し、動画を205万画素、静止画を305万画素で撮影できる上位モデル。レンズは光学10倍ズームのカール ツァイス“バリオ・ゾナーT*”(F1.8~2.9)を搭載し、デジタルズームは120倍で、2個のジャイロセンサーを利用する電子式の手ぶれ補正機能を搭載する。信号処理技術には“メガピクセルエンジン”を搭載し、静止画(JPEG)の記録解像度は最大2016×1512ドット(16:9)。モニター用の液晶ディスプレーは、タッチパネル付きの2.7インチワイド液晶パネル(12万3200ドット)で、透過式と反射式の両方の特性を持つハイブリッドとなっている。

『DCR-HC90』はオプションのサラウンドマイク『ECM-HQP1』を装着すれば4chの録音が可能な“4CHマイク記録”機能を搭載しており、パソコン(VAIO)に搭載されているソフト『Click to DVD』(Ver.2.0以降)を利用すれば5.1chサラウンド対応のDVDを作成できる。静止画記録用のメモリースティック Duoスロットも装備する。『DCR-DVD403』は世界で初めてハードウェアに“ドルビーデジタル5.1クリエーター”を搭載し、本体内蔵マイクで直接5.1chサラウンドの記録を行なえるのが特徴。記録メディアは8cmのDVD-R/-RWのほか、新たにファイナライズなしでDVDプレーヤーで再生可能なDVD+RWにも対応したという。本体サイズは『DCR-HC90』が幅66×奥行き110×高さ91mm、重量は約440g、『DCR-DVD403』が幅62×奥行き133×高さ93mm、重量は約520g。付属するバッテリーパックでの実撮影時間は、『DCR-HC90』が約45分、『DCR-DVD403』が約60分。

『DCR-HC41』 『DCR-DVD203』
『DCR-HC41』『DCR-DVD203』

『DCR-HC41』と『DCR-DVD203』は、1/5.5インチの107万画素CCDを搭載し、69万画素の動画/100万画素の静止画を撮影できるモデル。レンズは光学12倍ズームのカール ツァイス“バリオ・テッサー”を搭載する。静止画(JPEG)の記録解像度は最大1512×864ドット。本体サイズと重量は、『DCR-HC41』が幅54.7×奥行き111.7×高さ90mmで約410g、『DCR-DVD203』が幅57×奥行き131×高さ87mmで約440g。

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