12月10日、午前10時、宮城県仙台市青葉区一番町のショッピングアーケードに、日本では6番目となるアップル社直営店、“Apple Store Sendai Ichibancho”がオープンする。先着1000名には、この日限定の特製Tシャツが配られる。
つい先週オープンしたばかりのApple Store Fukuoka Tenjinでは、オープンの午前10時時点でほぼ1000人が並んでいたという。このレアなTシャツを入手したいなら、それより少し早めに行列に並ぶのが良さそうだ。
Apple Store Sendai Ichibanchoはアーケード街の中にあり、他のAppleStoreとは少々趣が異なる |
Apple Store Sendai Ichibanchoは、同Fukuoka Tenjin同様、ワンフロアの店舗だ。フロア面積は226平方メートルで、フロア当たりの面積はFukuoka Tenjinに次いで国内では2番目に大きい。店舗の奥行きは32メートルあるが、これは日本のApple Storeとしては最大だ(幅は7.06メートルとやや狭い印象がある)。本来なら2階建ての店舗の2階部分を潰し、そのぶん天井を高くし、余ったスペースはバックヤードオフィスとして活用している。日本の他のApple Storeと比べると、かなり間口が狭く、奥に向かって細長い形が特徴となっている。
入り口に近い方からiPodやMacが並び、HomeやProといったソリューションを展示。中程より奥に向かってはGenius BarとThe Studioが、7.6メートルの長いカウンターを広げている。Apple Store Shinsaibashiと並ぶ日本一の長さだ。店舗の一番奥にはiPod関連のアクセサリーが並ぶ棚とソフトの棚が並ぶ。
かなり奥行きのある店舗だ | おなじみのGenius BarとThe Studio | いちばん奥にあるレジのコーナー |
他の店舗に比べて少し狭い印象があるのは否めない。このため子供達がMacに触れて楽しめるスペース、Kids Cornerも用意されないことになった(これは日本では初めて)。それでも、扱っているアイテム数は合計1000近くはある。MacやiPodがソフトやアクセサリーに恵まれれていることを見せるのには十分だろう。
米Apple直営店担当リージョナルディレクターのスティーブ・ケーノ氏。Kids Cornerはないが、お正月時期には子供向けのイベントをやりたい、とのこと。また、ライブなどのイベントはジーニアスバー前などの広めのスペースをうまく活用する予定だという |
ストアマネージャーには、Gatewayの直営店立ち上げメンバーとしての経歴を持つ菅生佐氏が就任。Apple Store Sendai Ichibanchoの客層は、これまでの日本のストアの中ではApple Store Shibuyaに一番近くなりそうだとしながらも、iPodユーザーだけでなく、幅広いユーザーにデジタルライフスタイルの楽しさを感じてもらえる店を目指したい、と語った。
ケーノ氏は、人気のあるApple Storeを支えているのは豊かな人材だとした上で、厳しい競争を勝ち抜いて、同店のストアマネージャーに抜擢された菅生佐氏を紹介した |
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