東日本電信電話(株)と西日本電信電話(株)は6日、外出先のパソコンから公衆無線LANサービスなどを利用し、自宅で受信した映像を視聴するためのベースステーション『ロケーションフリーベースステーション「サザンクロスLF-PK1」セット』の販売を8日に開始すると発表した。価格は3万6750円。
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『ロケーションフリーベースステーション「サザンクロスLF-PK1」セット』 |
『ロケーションフリーベースステーション「サザンクロスLF-PK1」セット』は、自宅で受信したテレビ番組やHDDレコーダーなどに録画した番組を、外出先からブロードバンド回線や公衆無線LANなどを利用して視聴するための製品で、テレビのチャンネル切り替えやHDDレコーダーなどの操作を画面リモコンでコントロールできるのが特徴。ベースステーション(LF-PK1)は無線LANアクセスポイント機能も搭載しており、自宅内でIEEE 802.1a(W52)やIEEE 802.11b/gに対応したパソコンを利用してテレビ番組を視聴したり、インターネットサービスを利用したりすることもできる。映像が途切れ途切れにならないようにネットワークの回線速度に応じて最適なビットレートを検出するネットワーク対応型VBR機能も搭載する。
ベースステーションのTVチューナーは地上アナログ(VHF/UHF/CATV)に対応し、入出力端子はアンテナ、ビデオ入力(コンポジット×2、S端子×1)、LAN(10/100BASE-TX)、AVマウス(ミニジャック)などを搭載する。電源はACアダプター(DC12.0出力)を利用し、消費電力はテレビ試聴時で約15W、電源オフ/ACアダプター装着時で約0.7W。本体サイズは幅46×奥行き128×高さ183mm(スタンド装着時は幅80×奥行き132×高さ185mm)、重量は約470g(スタンド装着時約490g)。
パソコンで画面リモコンを利用して番組を視聴するためのソフト“ロケーションフリープレイヤー”『サザンクロスLFA-PC2』が同梱され、対応OSはWindows XP SP2/2000 Professional(SP4)。