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東芝、企業向けノートパソコン『dynabook Satellite J50』など4機種を発売――2.5インチHDD搭載のコンパクトデスクトップ『EQUIUM S6000』も

2005年11月01日 23時52分更新

文● 編集部

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(株)東芝は1日、企業向けパソコンの新製品として、ノートタイプの『dynabook Satellite J50』『dynabook Satellite T12』2機種と、デスクトップタイプの『EQUIUM 5140』『EQUIUM S6000』の2機種を発売すると発表した。カスタムメイドに対応しており、価格は、dynabook Satellite J50が15万5400円から、dynabook Satellite T20が14万4900円から、EQUIUM 5140が15万7500円から、EQUIUM S6000が16万8000円から。発売日は、dynabook Satellite J50/T20が8日、EQUIUM 5140が15日、EQUIUM S6000が12月1日。

『dynabook Satellite J50』 『dynabook Satellite T20』
『dynabook Satellite J50』『dynabook Satellite T20』

『dynabook Satellite J50』は、Pentium M 760-2.0GHzを搭載でき、メモリーを2GB(PC2-4200準拠DDR2 SDRAM)まで拡張できるほか、HDD暗号化ソフト『SecureDoc Disk Encryption(90日間使用期間限定版)』や周辺機器接続を制限するソフト『東芝デバイスロック設定ユーティリティ』などのセキュリティーソフトが付属し、BIOS/HDD/ログインパスワードに対応するなど、セキュリティーを強化したのが特徴。TPM対応のセキュリティーチップ搭載モデルも用意する。データ交換用に3.5インチFDDも搭載する3スピンドル仕様となっている。

最上位モデルのベースモデル『dynabook Satellite J50 200L/5Xモデル』は、Pentium M 760、グラフィックス機能を統合した9155GMチップセット、512MBのメモリー、15インチSXGA+(1400×1050ドット)表示の液晶ディスプレー、40GB(シリアルATA)、DVD-ROM&CD-R/RWドライブ(CD-RW書き換え24倍速/DVD-ROM読み出し8倍速)、3.5インチFDDを搭載し、ネットワーク機能は、10/100/1000BASE-T、IEEE 802.11b/g準拠無線LAN機能を搭載する。インターフェースは、USB 2.0×4、シリアル、パラレル、PS/2、アナログRGB出力などを装備する。拡張スロットはPCカード(Type II×2またはIII×1、CardBus対応)を搭載する。本体サイズは幅330.0×奥行き269.0×高さ45.7mm(最薄部42.5mm)、重量は約3.1kg。キーボードは87キーで、ピッチは19mm、ストロークは2.7mm。ポインティングデバイスはタッチパッドを採用する。電源はリチウムイオンバッテリーで約3.4時間の駆動が可能(JEITA測定法1.0)。OSはWindows XP Professional SP2を搭載する。価格は27万5100円。

『dynabook Satellite T20』は、Pentium M 740-1.73GHz&915GMチップセットまたはCeleron M 360J-1.40GHz&910GMLチップセットを搭載し、本体サイズが幅338×奥行き274×高さ38mm(最薄部27mm)、重量が約2.6kg/2.4kg、 15インチXGA(1024×768ドット)/SXGA+(1400×1050ドット)液晶ディスプレーを搭載する薄型ノート。512MBのメモリー(PC2-4200/PC2-3200)、40GBのHDD(Ultra ATA/100)、24倍速CD-ROMドライブを内蔵し、インターフェースは、10/100BASE-TX、USB 2.0×3、アナログRGB出力、S-Video出力、V.90準拠の56kbpsモデムなどを装備する。電源はリチウムイオンバッテリーで、 Pentium Mモデルで約3.2時間、Celeron Mモデルで約2.4時間の駆動が可能(JEITA測定法1.0)。オプションの大容量バッテリーパックを装着すればそれぞれ最大で約7.6時間、約4.9時間の駆動が可能となる。OSはWindows XP Professional SP2をプレインストールする。価格は、Pentium Mモデルがが19万3200円から、Celron Mモデルが16万1700円から。

『EQUIUM 5140』 『EQUIUM S6000』
『EQUIUM 5140』『EQUIUM S6000』

『EQUIUM 5140』は、グラフィックス機能を統合した915G Expressチップセットを採用し、Pentium 4 640J-3.20GHzまたはCeleron D 330J-2.66GHzを搭載したコンパクトタイプのデスクトップパソコン。メモリーは256MB(PC3200準拠DDR SDRAM、最大2GB)、HDDは40GB(シリアルATA、S.M.A.R.T.対応)、光ドライブは48倍速CD-ROMドライブを搭載する。拡張スロットはPCI Express x1(Low Profile)、PCI(Low Profile)×2を搭載し、SDメモリーカード/メモリースティック対応のカードスロットを装備する。インターフェースは 10/100/1000BASE-TX、USB 2.0×6(前面2、背面4)、IEEE 1394(4ピン、6ピン)、DVI-D(24ピン)、アナログRGB出力、シリアル、パラレル、PS/2×2などを装備する。本体サイズは幅96×奥行き367×高さ316mm、重量は約8.7kg。OSはWindows XP Professional SP2をプレインストールする。価格は、Pentium 4 540Jを搭載したベースモデルが21万円、Celeron D 330Jを搭載したベースモデルが15万7500円。

『EQUIUM S6000』は、本体サイズが幅68×奥行き290×高さ182mmのコンパクトタイプの筐体を採用し、セキュリティーチップを標準で搭載した機種。915GVチップセットを採用し、Pentium 4 630-3.0GHzまたはCeleron D 330Jを搭載し、メモリーは256MB(PC2-4200準拠DDR2 SDRAM)、HDDは40GB(2.5インチ/シリアルATA/S.M.A.R.T.対応)、光ドライブは24倍速CD-ROMドライブを搭載する。ブリッジメディアスロットとしてSDメモリーカード/メモリースティック(PRO)/xDピクチャーカード用スロットを装備し、インターフェースは、USB 2.0×4(前面2、背面2)、i.LINK(IEEE 1394、4ピン)、10/100/1000BASE-T、シリアル、アナログRGB出力、デジタルRGB出力(DVI-D)、PS/2×2を装備する。重量は約3.5kg。OSはWindows XP Professional SP2をプレインストールする。価格は、Pentium 4 630を搭載したベースモデルが19万4250円、Celeron C 330Jを搭載したベースモデルが16万8000円。

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