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日本エフ・セキュア、統合ウェブサイト防御アプライアンス『F-Secure Site Guard アプライアンス』を発表

2005年10月25日 00時00分更新

文● 編集部

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日本エフ・セキュア(株)は25日、統合ウェブサイト防御アプライアンス『F-Secure Site Guard アプライアンス』の受注を12月1日に開始すると発表した。12月20日に出荷を開始する。価格は248万円(税別、サポート込み)。次年度以降のサポートライセンスは年額49万6000円。

アプライアンス本体
『F-Secure Site Guard アプライアンス』

『F-Secure Site Guard アプライアンス』は、SQLインジェクション/クロスサイトススクリプティング/クッキー情報盗難などのウェブアプリケーションへの攻撃をブロックする“WebアプリケーションFirewall(WAF)”や、日本/日本以外のアジア/北米/ヨーロッパなど特定エリアからのアクセスだけを許可する“エリアフィルタ”、ウェブサーバーへのファイルアップロード(POST/PUT)時や閲覧(GET)時のウイルス検査を行なう“ウィルス検査”などの機能によりウェブサイトを防御するのが特徴。ウェブベースの日本語GUIに対応しているほか、ハートビート・プロトコルを利用した冗長機能を搭載しており、インライン透過型やプロキシー型の構成時に既存ネットワークを変更せずに冗長構成にできるという。

管理画面
管理画面

インターフェースは、通信用に1000BASE-T×2、管理用に1000BASE-T×1とRS-232C(D-Sub9ピン)を装備する。スループットは、ウイルス検査時が120Mbps、非HTTPトラフィックでは1Gbps。本体サイズは幅428.6×奥行き360×高さ44mm(1U)で、重量は11.1kg。

同社では官公庁/コマースサイト/一般企業向けに初年度200ユニットの販売を見込んでいるという。なお、同製品の開発には(株)ラックが技術協力を行なっており、ラックがウェブアプリケーション攻撃向け定義ファイルを提供する。



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