エヌ・ティ・ティ レゾナント(株)は4日、インターネットポータルサイト“goo”のウェブ検索サービスで、日本語の自然な文章で検索が行なえる機能の提供を開始すると発表した。
同サービスは、実験サイト“gooラボ”で2004年2月から2005年5月にかけて日本電信電話(株)と共同で実施した高度テキスト解析技術による日本語自然文検索サービス“Web Answers”の検証を元に検索精度などを向上させたもの。入力した文章を解析し、適切と思われる検索キーワードを生成して検索を実行するため、適切なキーワードを入力しなくても自然な日本語による質問文により検索できるのが特徴で、初心者でも検索サービスを利用しやすくなる。
たとえば、「サラリーマンのお小遣いは平均いくらですか?」を通常のウェブ検索で検索すると結果は0件となるが、日本語自然文検索機能で検索した場合は検索結果が1万800件となるという。
サービスを実際に利用するには、“goo”のウェブ検索サービスで、検索窓右側の“文章で検索する”をチェックし、検索窓に検索したい内容を話し言葉の形式で入力することで行なう。
