(株)ACCESSは9日、同社の100%子会社の米Apollo Merger Sub社とともに、米パームソース(PalmSource)社をApollo Merger Subに吸収合併し、同社の100%子会社にすると発表した。合併は米パームソースの株主に保有株式の対価として現金を支払うことで行なわれ、買収金額は約344億円から約358億円となる見込み(ストックオプションに係わる潜在株式数により異なる)。
米パームソースは今年1月、携帯電話向けLinux技術を持つ中国のChina MobileSoft社を買収し、現在Linuxベースの“Palm OS”を開発しており、ACCESSが実質上100%子会社化することにより、米パームソースの持つユーザーインターフェース/アプリケーション/開発者コミュニティーを取込み、携帯電話向けアプリケーションを大幅に拡充するとともに、トータルTurn Keyソリューションを提供できるようにするのが目的。合併は12月頃の予定。
