日本通信、ボーダフォンの3Gデータ通信を利用した法人向けの定額制セキュアー通信サービス“Secure PB 3G ビジネス定額”の提供を開始
2005年07月25日 18時33分更新
日本通信(株)は25日、ボーダフォン(株)の3Gデータ通信を利用し、VPN経由で企業内ネットワークに接続するためのサービス“Secure PB 3G(セキュア・ピー・ビー スリージー)ビジネス定額”の提供を同日付けで開始すると発表した。コンサルティングなどが含まれるため料金は問い合わせとなる。
“Secure PB 3Gビジネス定額”は、ボーダフォンの3Gデータ通信(下り最大384kbps/上り最大64kbpsのベストエフォート方式)と、企業内ネットワークにVPN経由でアクセスするためのシステム『Secure PB』、パケット量を抑える最適化技術などを組み合わせたトータルソリューションとして提供する。『Secure PB』は、公衆無線LANや社外のADSL回線、社内LANなどから最適なネットワークを自動検出して接続できるのが特徴で、ファイルの暗号化、アプリケーションの利用制限、ウイルス定義チェックなどの機能も用意されている。また、VPNセッションが確立されるまで情報をネットワークに流さないうえ、VPNが切断されると通信も切断されるようになっており、安全性も高いという。
導入には、企業の抱える問題点や課題、業務遂行上のニーズや優先順位などをヒアリングし、コンサルティングを行なうことで、最適なソリューションを最適な定額料金で提案するとしている。