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デル、ホームユースを重視した最新CPU搭載パソコン3製品を発表――デュアルコアCPU“Pentium D”を2製品が搭載

2005年06月07日 20時44分更新

文● 編集部 小西利明

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最新CPUを搭載し、ホームユースを重視したDimensionシリーズの最新製品。左から『Dimension 9100』『Dimension 5100C』『Dimension XPS Gen5』”
最新CPUを搭載し、ホームユースを重視したDimensionシリーズの最新製品。左から『Dimension 9100』『Dimension 5100C』『Dimension XPS Gen5』

デル(株)は7日、インテル(株)製最新CPUを搭載する個人/SOHOユーザー向けパソコン“Dimension”シリーズ3製品を発表した。いずれもデジタルホームのコンセプトに則し、ホームユースを重視した製品である。製品ラインナップと価格、出荷時期は以下のとおり。

Dimension 5100Cの主なスペック

Dimension 5100C
Dimension 5100C
Dimension 5100C 最小構成時
Pentium 4 521-2.80GHz/Intel 945G Experssチップセット/256MBメモリー/チップセット内蔵グラフィックス/80GB SATA HDD/DVD&CD-RWコンボドライブ/Windows XP Home Edition SP2
9万1350円/6月14日発売予定
Dimension 5100C 推奨構成時
Pentium 4 541-3.20GHz/Intel 945G Experssチップセット/1GBメモリー/ATI RADEON X600 SE 128MB/400GB SATA HDD/DVD±RWドライブ/Windows XP Media Center Edition 2005
27万900円/6月14日発売予定

Dimension 9100の主なスペック

Dimension 9100 9100の側面前側には吸気用の大きな空間が空いている。これで十分なエアフローを確保して、発熱量の多いPentium Dを冷やす
Dimension 91009100の側面前側には吸気用の大きな空間が空いている。これで十分なエアフローを確保して、発熱量の多いPentium Dを冷やす
Dimension 9100 最小構成時
Pentium 4 630-3GHz/Intel 945P Experssチップセット/512MBメモリー/ATI RADEON X300 SE 128MB/80GB SATA HDD/DVD&CD-RWコンボドライブ/Windows XP Home Edition SP2
9万9750円/6月7日発売予定
Dimension 9100 推奨構成時
Pentium D 830-3GHz/Intel 945G Experssチップセット/1GBメモリー/ATI RADEON X850 XT PE 258MB/400GB SATA HDD/DVD±RWドライブ/20インチUXGA液晶ディスプレー付属/Windows XP Media Center Edition 2005
34万200円/6月7日発売予定

Dimension XPS Gen5の主なスペック

Dimension XPS Gen5
Dimension XPS Gen5
Dimension XPS Gen5 最小構成時
Pentium D 820-2.80GHz/Intel 955X Experssチップセット/512MBメモリー/NVIDIA GeForce 6800 256MB/160GB SATA HDD/DVD&CD-RWコンボドライブ/Windows XP Home Edition SP2
18万9000円/6月7日発売予定
Dimension XPS Gen5 推奨構成時
Pentium 4 670-3.80GHz/Intel 955X Experssチップセット/2GBメモリー/ATI RADEON X850 XT PE 258MB/500GB SATA HDD/DVD±RWドライブ/20インチUXGA液晶ディスプレー付属/Windows XP Home Edition SP2
49万6650円/6月7日発売予定
デル クライアント製品部 マーケティング本部 本部長の郡信一郎氏
デル クライアント製品部 マーケティング本部 本部長の郡信一郎氏

同日に都内で開催された新製品発表会にて、同社クライアント製品部 マーケティング本部 本部長の郡信一郎(こおり しんいちろう)氏は新しいDimensionシリーズについて、“スタイリッシュなデザイン”“Pentium DプロセッサーやBTXデザインのマザーボードの搭載”“多彩な周辺機器を含めたデジタルホームの実現”といった点を特徴に挙げて、今まで以上にホームユースを重視した製品群であることを強調した。またインテル マーケティング本部 コンシューマ マーケティング部長の岡本航児氏も登壇し、デジタルホームのコンセプトについて説明を行ない、デュアルコアCPUであるPentium Dを搭載したパソコンをホームサーバーとして利用するという、インテルが想定するユーセージモデルを紹介した。

デル製品によるデジタルホームの構築例 Dimensionシリーズのポジショニングの図。Newと付いているのが今回の新製品3機種
デル製品によるデジタルホームの構築例Dimensionシリーズのポジショニングの図。Newと付いているのが今回の新製品3機種

Dimension 5100Cは同社が“プレミアムスリム”と呼ぶ省スペースデスクトップパソコンである。フロント部は“アークティックシルバー”(※1)と称する銀色、側面部は“アルパインホワイト”(※2)称する白色でデザインされ、どことなくビジネスマシン然としたイメージの抜けきれない従来の同社省スペースデスクトップに比べると、“ホームユースを重視”したデザインというのもうなずける。フロントの光ディスクドライブなどは、はね上げ式のカバー内に収められており、すっきりしたデザインとなっている。本体サイズは幅94×奥行き365×高さ315mm、重量は7.4kg以上となっている。

※1 アークティックは北極の意味、氷河の透明感をイメージして命名

※2 アルパインはアルプス山脈の意味、アルプスの山々を吹き抜けるクールな風をイメージして命名

5100Cのフロントカバーは上にはね上げ式となっている。カバーを開けるとドライブトレイやメモリーカード用スロット、USBポート、IEEE 1394端子などが顔を出す5100Cのフロントカバーは上にはね上げ式となっている。カバーを開けるとドライブトレイやメモリーカード用スロット、USBポート、IEEE 1394端子などが顔を出す

搭載CPUはハイパースレッディング対応のPentium 4 521~551で、Pentium Dは搭載しない。チップセットはグラフィックス機能を内蔵したIntel 945G Expressを採用する。グラフィックスカードを選択しない場合は、チップセット内蔵グラフィックスを利用するが、PCI Express x16スロットも搭載しており、ロープロファイル形状のPCI Expressグラフィックスカードの装着も可能となっている。BTOメニューではRADEON X600 SEを選択可能となる。

メモリーはデュアルチャネル接続のDDR2-400に対応し、最大4GBまで搭載可能(BTOメニューでは2GBまで)。またシリアルATA(SATA)HDDを、最大で400GBまで選択できる。そのほかのスペックとしては、光ディスクドライブにはDVD±RWドライブ(2層式書き込み対応)、DVD/CD-RWコンボドライブまたはCD-ROMドライブ、10/100BASE-TX、USB 2.0×7、IEEE 1394×2、7.1chオーディオコネクター搭載など。価格は最小構成時で9万1350円。

Dimension 9100を使ったデジタルホームのリビングのデモも行なわれた。リビングに置かれた同機で映画を再生しながら、別室ではLANでつながったネットワークメディアプレーヤーで、同機のHDDに保存されたビデオを再生してみせた
Dimension 9100を使ったデジタルホームのリビングのデモも行なわれた。リビングに置かれた同機で映画を再生しながら、別室ではLANでつながったネットワークメディアプレーヤーで、同機のHDDに保存されたビデオを再生してみせた

今回の目玉といえるデュアルコアCPU対応のマイクロタワーデスクトップ機がDimension 9100シリーズである。搭載CPUにはPentium D 820/830/840およびPentium 4 630-3GHzを選択可能。チップセットにはIntel 945P Expressを搭載する。メモリーは最大4GB。HDDはSATA HDDを2台内蔵可能で、チップセットの機能によるRAID 0/1構成も可能となっている。

拡張性の高さもポイントで、拡張スロットとしてはグラフィックスカード用のPCI Express x16×1に加えて、PCI Express x1×1、PCI Express x4×1、PCI×3を備える。さらにドライブベイも3.5インチHDD用×2、5.25インチベイ×2,3.5インチベイ×2など、こちらも豊富に用意されている。拡張を支える電源ユニットも定格出力375Wと、後述するDimension XPS Gen5には負けるものの、消費電力の高いハイエンドグラフィックスカードの搭載にも対応できる。選択可能なグラフィックスカードとしては、RADEON X300 SE(128MB)やGeForce 6800(256MB)、RADEON X850 XT PE(256MB)などがラインナップされている。

そのほかのスペックとしては、光ディスクドライブにはDVD±RWドライブ(2層式書き込み対応)、DVD/CD-RWコンボドライブまたはCD-ROMドライブ、10/100BASE-TX、USB 2.0×7、7.1chオーディオコネクター搭載など。価格は最小構成時で9万9750円。

オンラインゲームのユーザーをターゲットにしたDimension XPS Gen5のデモ。画面はオンラインRPG『Lineage II』のデモ
オンラインゲームのユーザーをターゲットにしたDimension XPS Gen5のデモ。画面はオンラインRPG『Lineage II』のデモ

Dimensionシリーズの最上位に位置するDimension XPS Gen5は、オンラインゲームのプレイヤーや3D CGクリエイターなど、真にハイスペックのマシンを要求するユーザー向けのハイエンドデスクトップパソコンである。CPUはPentium D 820/830/840に加えて、シングルコアなれどクロック周波数では最速のPentium 4 670-3.80GHzも選択可能となっている。シングルコアCPUをラインナップしているのは、ゲームではクロック周波数性能がパフォーマンス向上に効くものも多いためだ。チップセットには、インテルチップセットでは最上位のIntel 955X Expressを採用している。メモリーは最大4GB。HDDはSATA HDDを最大3台(最大容量搭載時は計1.5TB)搭載可能で、RAID 0/1構成も可能となっている。

選択可能なグラフィックスカードは、高速なGeForce 6800(256MB)かRADEON X850 XT PE(256MB)で、ローエンドGPU搭載品はラインナップされないという剛毅さだ。拡張性もDimension 9100をやや上回り、拡張スロットはPCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI Express x4×1、PCI×3。ドライブベイは5.25インチ×2、3.5インチ×2、3.5インチHDD用×3となっている。電源は定格出力460Wと、消費電力の大きなデバイスを複数搭載してもまだ余裕がある。さすがハイエンド製品といったところか。

そのほかのスペックとしては、光ディスクドライブにはDVD±RWドライブ(2層式書き込み対応)、DVD/CD-RWコンボドライブまたはCD-ROMドライブ、10/100/1000BASE-T標準搭載、USB 2.0×7、IEEE 1394×2、Sound BLaster Audigy2サウンドカード搭載など。価格はさすがに高めで、最小構成時で18万9000円となっている。

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