(株)PFUは17日、コンパクトタイプの両面カラースキャナー“ScanSnap”の新製品として、“e-文書法(通称)”の読み取り条件を満たす電子文書をワンプッシュで作成できる“e-スキャン”ボタンを搭載した『fi-5110EOX3』の販売を同日付けで開始すると発表した。出荷開始は21日。価格はオープン。直販サイト“PFUダイレクト”では4万9800円で販売する。
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| 『fi-5110EOX3』 |
『fi-5110EOX3』は、“e-文書法(通称)”の読み取り条件を満たす電子文書の作成のほか、(財)日本データ通信協会の“タイムビジネス信頼・安心認定制度”の認定を受けた“PFUタイムスタンプサービス”の利用権100スタンプと、“PFUタイムスタンプ”を付与するためソフト『PFUタイムスタンプ for Adobe Acrobat』を同梱するのが特徴。タイムスタンプを付与することで、電子文書/電子データの証明力を高めることができるという。
読み取り速度は、従来製品と同じで、“標準モード”の場合、A4縦/カラー/150dpi(ノーマル)で毎分15枚、同/200dpi(ファイン)で毎分10枚、同/300dpi(スーパーファイン)で毎分5枚、同/600dpi(エクセレントモード)で毎分0.5枚。モノクロの場合、同じモードでは解像度が2倍となる。“e-スキャンモード”では、カラー/200dpi(ファイン)で毎分10枚、カラー/300dpi(スーパーファイン)では毎分5枚。本体サイズは幅284×奥行き146×高さ150mm、重量は2.7kg。インターフェースはUSB 2.0/1.1に対応する。電源はAC100Vで消費電力は稼働時28W以下(省電力時8W以下)。ドライバーソフトは独自仕様のものを利用する (TWAIN/ISISには非対応)。対応OSはWindows 98/98 SE/Me/2000 Professional/XP SP1以降。対応機種は、Pentium III-600MHz以上(Pentium 4-1.8GHz以上推奨)を搭載したPC/AT互換機。
アプリケーションとして、PDF文書作成ソフト『Adobe Acrobat 7.0 Standard 日本語版』、ScanSnapが出力したPDFファイルを検索可能なPDFファイルに変換できるPDF整理ソフト『ScanSnap Organizer V2.0』、『名刺ファイリングOCR V1.2』が付属するほか、体験版としてデジタルバインダーソフト『楽2ライブラリパーソナル』や『DocuWorks 6.0』、『読んde!!ココ Ver.11』など7本も同梱される。
