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PFU、毎分18枚の両面スキャンが行なえるコンパクトタイプの“ScanSnap”『S500』を発売

2006年02月02日 19時52分更新

文● 編集部

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(株)PFUは2日、両面カラースキャナー“ScanSnap(スキャンスナップ)”の新製品として、毎分18枚(36ページ)のカラースキャンが可能な『S500』の販売を10日に開始すると発表した。受注は同日付けで開始している。価格はオープン。直販サイト“PFUダイレクト”では4万9800円で販売する。

『S500』
“ScanSnap”『S500』

『S500』(FI-S500)は、従来機種と比べてOCR認識率が約20%向上したほか、同梱のPDF整理/閲覧ソフト『ScanSnap Organizer V3.0』を利用して、検索可能なPDFファイルに自動変換できるのが特徴。読み取り速度も毎分18枚(36ページ、ノーマルモード/カラー/150dpi)に高速化され、従来機種より全モードで読み取り速度が20%向上しているという。読み取り解像度は、150dpi/200dpi/300dpi/600dpiに対応し、読み取りモードには、標準モード(カラー/白黒/自動)と、e-文書法(通称)に対応した画質で読み取る“e-スキャンモード”(ファイン:200dpi、スーパーファイン:300dpi)が用意されている。読み取りサイズは最大216×360mm(自動検出)で、A3キャリアシートを利用すればA3/B4/11×17インチなどにも対応。ADF(自動給紙装置)を搭載し、最大50枚の原稿(A4)をセットできる。

利用イメージ
利用イメージ

インターフェースはUSB 2.0/1.1対応で、ドライバーソフトは独自のものを利用する。電源はAC100~240Vで、消費電力は最大28W(低電力モード時6W以下)。本体のデザインも直線的なものに変更されており、サイズは幅284×奥行き157×高さ158mm、重量は2.7kg。対応機種はPentium III-600MHz以上(Pentium 4-1.8GHz以上推奨)、メモリー128MB以上(256MB以上推奨)を搭載したPC/AT互換機。対応OSは、Windows XP/2000 Professional/Me/98 SE/98。アプリケーションとして、PDF整理/閲覧ソフト『ScanSnap Manager V4.0』、名刺管理ソフト『名刺ファイリングOCR V2.0』、PDF作成ソフト『Adobe Acrobat 7.0 Standard』、“PFU タイムスタンプサービス”を利用してタイムスタンプ情報を付加するための“Adobe Acrobat 7.0”用プラグインソフト『PFUタイムスタンプ for Adobe Acrobat』が付属する。Acrobat関連ソフトの対応OSはWindows XP/2000 Professional(SP2以上)。



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