(株)ニコンは28日、顕微鏡専用デジタルカメラの新製品“DS-2M”シリーズを5月1日に発売すると発表した。価格は52万5000円から。
![]() | “DS-2M”(『DS-2Mv』と『DS-L1』を実体顕微鏡『SMZ1000』に装着) |
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“DS-2M”は、動きのある対象物の観察や、外部ディスプレーを利用した観察が行なえるように動画性能を強化し、800×560画素で毎秒30フレーム、1600×1200画素で毎秒15フレームの動画を撮影できるのが特徴。カメラヘッドとコントロールユニットで構成される。
カメラヘッドは、撮像素子には有効198万(総211万)画素の1/1.8インチCCDを採用し、カラータイプ“DS-2Mv”、冷却機構付きモノクロタイプ“DS-2MBWc”、モノクロタイプ“DS-2MBW”の3種類を用意する。感度はカラータイプがISO 100相当、モノクロタイプはISO 350相当。A/D変換は12bitで、露光時間は1/1000~60秒(冷却機構付きは1/1000~600秒)。本体サイズは幅91.0×奥行き76.0×高さ41.0mm、重量は約260g(冷却機構付きは約290g)。マウントはCマウントを採用する。
コントロールユニットは、6.3インチ液晶パネルとインターフェース(USB、10/100BASE-TX、外部ディスプレー)を装備したスタンドアロンタイプの『DS-L1』と、USB 2.0対応のパソコン接続用タイプ『DS-U1』の2種類を用意する。オプションのコントロールソフトは、ライブ画像の表示から解析などに対応した『ACT-2U』が利用可能。
同社では、
生物・医学・医療等の最先端の 研究機関や一般の医療機関、また産業分野では、研究/開発・品質保証・検査 部門など幅広い分野でご活用いただけます。
