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ニコン、マウスで操作できるデジタルマイクロスコープ『COOLSCOPE』を発売

2003年05月22日 22時25分更新

文● 編集部

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(株)ニコンは22日、顕微鏡観察や撮影が行なえ、ネットワークに対応したデジタルマイクロスコープ『COOLSCOPE』の販売を6月2日に開始すると発表した。価格は150万円。

『COOLSCOPE』『COOLSCOPE』

『COOLSCOPE』は、タワー型の本体を採用し、ディスプレーを接続し、プレパラートを利用した顕微鏡観察が行なえるほか、静止画の撮影、ネットワークを利用した遠隔操作やデータの共有が行なえるデジタルマイクロスコープ。本体のトレイにプレパラートを載せたあとは、観察位置の移動やピント合わせ、倍率の切り替えなどをすべてマウスだけで操作できるのが特徴。観察可能範囲は26×76mm。マクロ画像(全体像)表示とミクロ画像(部分拡大像)の同時表示が行なえる。倍率切り換えは、撮像素子上で5~40倍、電子ズームは1.4~16倍。

撮像素子には有効507万画素の2.3インチCCDを採用し、130万画素で毎秒7.5フレーム(プログレッシブモード)、500万画素で毎秒3.75フレーム(インターレースモード)のライブ表示や、最大2560×1920画素の静止画の撮影が行なえる。記録メディアにはコンパクトフラッシュ(CF)カードを利用する(32MBのカードが付属)。ネットワーク機能として、HTTP/Telnet/FTPサーバー、FTPクライアントの機能を搭載する。マウス/キーボード/プリンターなどを接続できるUSB 1.1ポート、10/100ASE-TXポート、1280×1024ドット(SXGA)対応のアナログRGB出力ポートを装備する。電源はAC100V~240V。消費電力は120W。本体重量は約18.5kg。マウスはオプション。

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