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電通、“2004年(平成16年)日本の広告費”を発表――テレビとインターネットが好調で前年比103.0%の5兆8571億円に

2005年02月17日 23時41分更新

文● 編集部

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(株)電通は17日、総広告費と媒体別/業種別広告費を推定した“2004年(平成16年)の日本の広告費”を発表した。それによると、2004年の総広告費は5兆8571億円で、前年比103.0%となった。

2004年は、日本経済の景気回復を背景に広告費も回復基調となったうえ、7~9月には参議院選挙、アテネオリンピック、猛暑などがプラス材料となり、一段と増加したという。10月以降は景気が減速したうえに、前年のデジタル家電や地上デジタル放送などに広告費が使われた影響を受けて伸びが鈍化したとしている。

媒体別では、“テレビ広告費”が2兆436億円(前年比104.9%)、“雑誌広告費”が3970億円(前年比98.4%)、“インターネット広告費”が1814億円(前年比153.3%)、“ラジオ広告費”が1795億円(前年比99.3%)などとなり、インターネット広告費がラジオ広告費を上回った。

2005年(1~12月)の総広告費の見通しについて、同社では、前年比101.4%程度と予測している。

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