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ペンタックス、そのまま水中撮影が可能な厚さ22mmのコンパクトカメラ『ペンタックス オプティオWP』など3機種を発表

2005年02月14日 17時54分更新

文● 編集部

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ペンタックス(株)は14日、水深1.5mで連続30分の撮影が行なえる水中防水形のコンパクトデジタルカメラ『ペンタックス オプティオWP』、光学3倍ズームレンズと500万画素CCD搭載の小型デジタルカメラ『ペンタックス オプティオS5n』、普及タイプの一眼レフデジタルカメラのシルバーモデル『PENTAX *ist DS シルバー』の3機種を発表した。価格はオープン。発売時期は、『ペンタックス オプティオWP』が3月下旬、『ペンタックス オプティオS5n』が3月上旬、『PENTAX *ist DS シルバー』が2月下旬。編集部による予想販売価格は、『ペンタックス オプティオWP』と『ペンタックス オプティオS5n』がともに4万円台後半、『PENTAX *ist DS シルバー』が9万円台後半。

イメージフォト
『ペンタックス オプティオWP』

『ペンタックス オプティオWP』は、厚さが22mmの薄型ボディーに光学3倍ズームレンズと有効500万画素CCDを搭載し、防水性能/防塵性能を持つコンパクトデジタルカメラ。“スポーティー”“エレガント”“リゾート”をキーワードに、ウォータースポーツや日常のさまざまな場面で使えることを目指して開発されており、同社の女性だけの企画開発チームが担当したという。本体のデザインは水をイメージしたもので、丸みのあるフォルムを採用。前面パネルにはアルミニウム合金製で、波紋をイメージした丸いバッヂがアクセントとして付けられている。カラーバリエーションとして前面パネルが、黒の“マウブラック”、水色の“ラニブルー”、ピンクの“ププピンク”(※1)の3モデルをラインアップする。本体サイズは幅102×奥行き22×高さ51mm、重量は120g(撮影時135g)。

“マウブラック” “ラニブルー” “ププピンク”
“マウブラック”“ラニブルー”“ププピンク”
カラーバリエーション

※1 カラーの名称はハワイ語を使った造語で、“マウ(mau):いつまでも”、“ラニ(lani):空”、“ププ(pupu):貝”を意味するという。

防水性能はJIS保護等級8級に準拠しており、水深1.5mで30分の連続撮影が行なえ、砂や泥で汚れた場合は水洗いもできる。レンズはプリズムによる屈曲光学系と非球面レンズ(片面1枚、両面2枚)を採用した9群11枚の“PENTAXズームレンズ”(f=6.3~18.9mm:35mmフィルム換算で38~114mm相当、F3.3~4)で、1cmのマクロ撮影も可能。レンズの前面には保護ガラスが付けられている。CCDは有効500万(総519万)画素の1/2.5インチを採用(原色フィルター/インターライントランスファー)。記録解像度は、静止画が最大2560×1920画素(JPEG/Exif 2.2、DCF準拠、DPOF対応)、動画は320×240画素(毎秒30フレーム/音声付き、MOV、QuickTime/Motion JPEG)、音声はWAV(PCM/モノラル/水中でも利用可能)。記録は本体に内蔵した約10.5MBのメモリーのほか、別売のSDメモリーカードを利用することが可能。

本体背面
本体背面

フォーカスにはTTLコントラスト検出方式を採用し、9点マルチ/スポットを切り替え可能。オートフォーカスは、被写体にピントを合わせ続ける従来からの“コンティニュアスAF”のほか、新たに“自動追尾AF”を搭載。被写体が画面内を移動した場合にフォーカスフレームが自動で追従し、ピントを合わせることが可能となった。この機能を利用した撮影モードとして、“ペットモード”と“スポーツモード”が用意されている。撮影時にシャッターボタンを押した前後それぞれ10秒間(計20秒)の音声を静止画と同時に記録する“ピクチャーボイス”も追加されている。そのほか、専用ボタン(グリーンボタン)を押すことでズーム以外の設定が標準に設定(固定)され、カメラまかせで撮影できる“グリーンモード”が用意されている。グリーンボタンには、グリーンモードのほか、記録サイズ/画質補正/シャープネス/ホワイトバランス/彩度など12機能から4項目を任意に割り当てられ、ショートカットボタンとして利用することもできる。

撮影モードをアイコンで一覧表示して選択できる“モードパレット”は20種類(プログラム/風景/夜景/キャンドル/花/美肌/料理/美術館など)のアイコンのうち15種類が1画面に表示されるようになっており、必要に応じて表示されていない5種類を置き換え可能。“ペットモード”のアイコンは、好みに合わせられるように“犬”と“猫”が用意されており、色も白/黒/グレーなどから選択できる(機能は同じ)。なお、水中撮影が本体だけで可能になったことから、水中撮影モードで想定されている水深はシュノーケリングなど従来より浅く設定されているという。モードパレットは新たに再生モードにも対応しており、処理したい画像にモードパレットを重ねて表示させてモード変更を行なうようになった。モードパレットが表示されているときにグリーンボタンを押すと、撮影モード同様、その機能の説明が表示されるようになっている。



モードパレット スタイルウォッチ機能
モードパレットスタイルウォッチ機能
フレーム機能

液晶ディスプレーはバックライト付きの2.0インチ微反射タイプ(約8万5000画素)を採用し、晴天の屋外でも見やすいようにしたほか、自動的にバックライトを減光する“エコモード”も用意されている。撮影した画像にフレーム(飾り)を付ける機能も搭載しており、あらかじめ3種類が本体に内蔵されている(同社ホームページからダウンロードして入れ換え可能)。撮影後の動画をカメラ内で編集できる動画編集機能や、間違って削除した静止画/動画/音声ファイルを、次のデータ書き込み前であれば復元できる“削除画像復活機能”も搭載。電源が入っていないときにOKボタンを長押しすると液晶ディスプレーにアナログタイプの時計を約10秒間表示する“スタイルウォッチ機能”(ワールドタイム対応)といった機能も搭載している。

電源はリチウムイオン充電池を利用し、約180枚の撮影が可能(CIPA準拠)。起動時間は約0.6秒。インターフェースはUSBとAV出力(NTSC/PAL)で、ダイレクトプリントの規格“PictBridge”に対応。SDメモリーカードスロット、外部電源端子、電池収納部などとともに撮影時は外部に露出しないようになっている。製品パッケージには、画像管理ソフト『ACDSee for PENTAX』、バッテリー充電器、USBケーブル、AVケーブル、ストラップが同梱される。オプションとして、防水タイプのストラップ、メッシュを採用した耐水性のカメラケース、革ケースなどが用意されている。

“シルバー” “ブリリアントグレー”
“シルバー”“ブリリアントグレー”
本体背面
『ペンタックス オプティオS5n』

『ペンタックス オプティオS5n』は、2004年8月に発表した独自の“スライディング・レンズ・システム”を採用した『ペンタックス オプティオS5i』の後継機種。光学ファインダーを搭載しないことで、液晶パネルのサイズを1.8インチから2.0インチに大型化するとともに、画素数も約8万5000画素から約11万画素に増やされている(視野率約100%)。従来モデルで光学ファインダーが配置されていた部分はAF補助光(ON/OFF可能)を投射するようになっている。新ASIC(特定用途向けIC)を採用し、ノイズリダクション性能も向上しているという。

新機能として、640×480画素で毎秒30フレームの動画撮影(MPEG-4圧縮のAVI形式、ビットレートは3Mbps)が行なえるようになった。CCD(1/2.5インチ総525万画素)も動画向けに高速タイプを使用しているという。内蔵メモリー(約9.3MB)で24秒、オプションの1GBのSDメモリーカードを利用すれば42分36秒の記録が可能。動画再生の対応OSは、Windows 98 SE/Me/2000/XPで、Windows Media Player 9.0が同梱される。Mac OSでは動画再生はサポートされないが、フリーソフトなどを利用すれば再生も可能。音声録音(ADPCM)にも対応しており、内蔵メモリーで14分28秒録音できる。静止画の記録解像度は最大で2560×1920画素。同シリーズとして初めてUSBインターフェースもUSB 2.0(Hi-Speed)にも対応したという。

本体サイズは幅83×奥行き20.5×高さ52mmで、重量は105g(撮影時120g)。表面加工(スピンドル処理)が従来モデルより細かくなったほか、本体の角や吊り輪に丸みを帯びたデザインを採用。本体カラーには“シルバー”とガンメタリックの“ブリリアントグレー”の2色をラインアップする。電源はリチウムイオン充電池で約155枚の撮影が可能(CIPA規格)。本体を置くことで充電できるバッテリー充電スタンドが同梱される。

本体正面 本体上面
本体正面本体上面
『PENTAX *ist DS シルバー』

『PENTAX *ist DS シルバー』は、2004年9月に発表したブラックボディーの『PENTAX *ist DS』から、天面とレンズマウント部周辺、底面をシルバーに変更したカラーバリエーションモデル。一眼レフデジタルカメラの初心者や、鏡胴がシルバーの各種レンズを所有している同社製一眼レフカメラのユーザーから、シルバーモデルの要望が多く寄せられていることから製品化という。基本機能や本体サイズ、付属ソフトのバージョンなどは現行モデルと同じ。有効610万画素CCDと、35mmフィルム一眼レフカメラと同等の見やすさを持つガラスペンタプリズムファインダーを搭載しながら、ステンレス製シャーシの採用により、本体サイズを幅125×奥行き66×高さ92.5mm、重量505gに小型軽量化したのが特徴。レンズマウントはKAFで、スクリューマウントや645/67用を含む各種ペンタックス交換レンズの装着が可能。記録媒体にはSDメモリーカードを利用する。電源はリチウム電池(CR-V3)×2または単3形電池×4本を利用する。

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